LOOK FEEL FREEDOM 〜自由に世界一周〜
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- May. 25, 2018
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このみっつは"Nepal"(ネパール)の旅を終え、再びあの国へやってきた
そう...あの国とは
"India"(インド)っ!!
大好きなインドに一ヶ月半ぶりに戻ってきたこのみっつ
ここは北インドのジャンムー・カシミール州にある"Ladakh"(ラダック)!!
正確にはそのラダック地方にある"Leh"(レー)という町にやってきました
"このみっつは、レーにどうしても来たかった!!"
前回のインドではクレジットカード付帯保険の期限(3ヶ月)が迫っていたため
"Rishikesh"(リシケシ)というインドの北部にいながらも、止むを得ず日本に一時帰国しました
インドのニューデリーから日本に帰ったのですが
レーに空路で行く場合はニューデリーを経由することになります
つまりは
"...なんか悔しいなぁ"
です 笑
気持ちの問題なんだけど『せっかくレーの近くまで行っていたのに...』ってね 笑
それでもレーに行きたい!でも直接行くのは悔しい!!笑、ってことで、アジアの他の国を先に周ってからレーに向かうことを決めたのです
何れにしても、先に周った韓国では食べてみたかった本場の韓国料理を楽しみ
ネパールでは挑戦してみたかったヒマラヤ・アンナプルナトレッキングで絶景を見ることができた
どちらも行ってみたかった国だし
最高の思い出ができたから結果オーライだったんですけどね!
ってことで念願のラダック地方のレー
兎にも角にもまずはその土地のことを色々知っておく必要があるので
その道の専門家に聞いてみることにしましょう 笑
ラダックはインドのジャンムー・カシミール州東部の地方の呼称。
広義にはザンスカールおよび、現在パキスタンの支配下となっているバルティスターンを含む、ヒマラヤ山脈とカラコルム山脈に挟まれた一帯を指し、カシミールの東側半分以上を占める。
かつてはラダック王国という独立した仏教国であったが、19世紀にカシミールの藩王国に併合された。(Wikipedia)
レーは、インド北部ラダック地方(ジャンムー・カシミール州)最大の中心都市。
ラダック自治山間開発会議の議会がある旧王都である。
チベット文化圏に属し、大部分がチベット民族である。
そのため、「インドのチベット」とも呼ばれる場合がる。
標高は約3650m。交通は不便で通常デリーから空路1時間でレー空港に降り立つことになる。
タクランラ峠(タグランラ峠、またはトンブラ峠とも。標高5360m)越えの陸路(約22時間)は夏季しか通じない。(Wikipedia)
このWikipedia先生からの説明にある通り、ここレーの標高は約3,650m!!
富士山の標高が3,776mだから...とにかく高い所に来たっ!ってことですね 笑
つい最近ネパールのアンナプルナトレッキングで"ABC"(アンナプルナベースキャンプ)まで到達したこのみっつ
その標高は4,130mだった...
"最近、高い所がお気に入りのようですね 笑"
そしてレー(ラダック)の周囲は標高5,000〜6,000m級の山に囲まれているため陸路で行けるのは夏季のみ!
冬季は道が雪で塞がれているから交通手段は空路だけになるんだよね〜
このみっつは今回飛行機でニューデリーをトランジットで経由し一気に移動しました!
カトマンズ(ネパール)→ ニューデリー(インド)→ レー(インド)
ちなみに航空券の料金はカトマンズ〜ニューデリー間と、ニューデリー〜レー間
ともに一人約10,000円(片道)ぐらいでした
当たり前だけど航空券の料金は直近になるとどんどん上昇していきます
ってことで結構早い段階で航空券を買っていたこのみっつ
ちなみにレーに到着したのは5月下旬でハイシーズンは5〜9月ぐらいなんだってさ!
それと陸路で行く場合は途中5,000m級の峠を越える必要があるんだって!
南米のペルーからボリビアへ陸路で入る時に約4,700mの国境を越えましたがそれ以上ですね...
そう言えばトランジットでニューデリーの空港に着いた時に外の気温が表示されてたんだけど
その気温、なんと...
"40℃"
ちなみにこの時期の日中は45℃ぐらいまで上がるみたい 笑
"お風呂の設定温度かよっ!!!!"
思わずそんなツッコミをしたくなります
このみっつがデリーにいた頃は30℃程度だった気がするんだけど、もはや灼熱地獄ですね...
ちなみにみつる氏は48℃ぐらいの熱々のお風呂が好きなのですが
『熱すぎるのは体に良くないよ!』と、よくこのみさんに注意をされています
というわけで、みつる氏のプライベート事情はさておき
このみっつは"Leh Kushok Bakula Rimpochee Airport"(レー空港)に降り立ったのであった
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みつる氏「なんじゃこりゃーーーー!!←笑」
このみさん「なにこの景色ーーーーっ!!」
"さっむぅーーーーーーーーっ!!!!"
8:00AM、天気快晴、気温5℃
"ぐぅぉどぉおーーーーっ!?"
同じインドなのに、この差 笑
と言っても日差しがとても強いので凍える寒さではありません
むしろ気持ちが良い
標高約3,650mの澄み切った空気と青空が最高の気分にさせてくれました
みつる氏は寒いところも大好きなので、こういう気候になるとテンションが上がります!
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小さな空港は温かみのある木が所々で使われ冬の山小屋感を出していました
空港の外へ出て左へ曲がるとタクシー窓口があるので、そこで行きたい宿の名前を告げる
このみっつ「パレスビューホテルまでお願いします!」
スタッフ「そこまでなら350ルピー...いや、370ルピーだなっ!!」
流しのタクシーもいたような気がするんだけど、気にせず空港タクシーを利用します
みつる氏「約370円ぐらいか...いやいや違うっ!ここはインドだった!!」
最近までネパールにいたから、ついついネパール・ルピーの感覚になっちゃうんだよね〜
ここはインドだからインド・ルピー、370ルピーは約590円ですね
しかもネパールで見慣れていた顔の人たちが多かったからインドに来ていることを忘れちゃう 笑
ここレー(ラダック)で暮している人々の中で最も多いのはラダック人(ラダクスパと呼ばれるチベット系の民族)なんだって!
ネパールも含めこの辺りはチベット系の民族が多いんだね〜
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ってことでタクシーに乗り込み目的地を目指す
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とんでもない所に来た気がする...
冬季は道が雪で塞がれるこの一帯
まさに陸の孤島だが、この地が秘境と呼ばれている理由がほんの少し分かった気がする
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"Palace View Guest House"
15分ほど走り、あっという間に目的の宿に到着した
とっても雰囲気の良い背の高いスタッフが迎え入れてくれた
ここは旅で知り合ったとっても大好きな夫婦がオススメしてくれた宿
この時期はハイシーズンになるから、本来は1,000ルピー(約1,600円)なんだけど
800ルピー(約1,280円)までディスカウントしてくれました
ちなみにこの宿のすぐ近くにある"Babu Guest House"は
トイレ・シャワー共有の部屋で良ければ600ルピー(約960円)で泊まれる宿もありました
"だが!!このみっつはパレスビューに泊まりたいんだっ!!!!笑"
着いた初日は1Fの部屋しか空いていなかったんだけど
その翌日に2Fが空くから『もちろん移ってもOKさ〜』とのことでこの宿に決定しましたっ!!
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場所はここ
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きっ...
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"綺麗すぎるぅーーーーっ!!!!"
ここは2Fの部屋なんだけど1Fも同じように綺麗な部屋でした
でも、何となく2Fの方が少しだけ広いような気がする...
快適すぎる部屋は熱々のホットシャワー・トイレ付きでタオルやソープもしっかり用意されていました
そして何よりも採光が素晴らしい!!明るい部屋はやっぱり良いよね〜笑
凄まじく部屋の中が暗かったネパール・ポカラの宿"Penguin Guest House"を懐かしむ...笑
だが、この宿の一押しは明るさのその先にあった...
なぜこのみっつの友達夫婦はこの宿をオススメしたのか...
その理由は...これだっ!!
(ワン・ツー・スリ〜)
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眼下に広がるレーの町並み
その中には、レー王宮:Lehchen Palkhar(レーチェン・パルカル)の美しい姿も確認できる
この写真は3Fの屋上から撮ったんだけど、2Fの部屋からも同様の景色を見ることができます!
1Fだとこの絶景が見えないんだよね...
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さぁ、それではレーの町を歩いてみましょうかね!
日中は暖かい日差しが降り注いでいるので、そこまで寒いという印象はありません
ただ、とっても乾燥しているので...
特に女性の方は日焼け止めや保湿などのスキンケアが必要になってくるかもしれませんね
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宿から歩き始めてすぐ、このみっつの前に謎の大きな物体が現れた
初めて見た時はこの写真の通り静止した状態だったんだけど...
"静止!?"
そうなんです、実はこの真ん中にある物体はくるくる回る仕様になっているんです!
この物体は宿のすぐ近くにあるので毎日見かけるんだけど
基本的にいつもくるくる回っています
その物体の周りを囲むように持ち手が取り付けられているんだけど
人がそれを掴んで一緒に歩きながらに右回りにくるっと回して去っていくのです
つまり自動ではなく手動!
常にくるくる回っていたのは誰かが回した後ということなんですね〜
しかもこの近くを通る人はかなりの確率でこの場所に入りくるっと周りながら回していくんだよね!
そんな気になるこの物体の正体は、"マニ車"(マニぐるま)という主にチベット仏教で用いられる仏具で
側面にマントラ(真言)が刻まれていて内側にはロール状の経文が納められている構造
大きさも様々で手に持てるサイズの小さなマニ車もあるんだけど
一番重要なポイントは右回りに回すと回った数だけお経を唱えるのと同じ功徳があるとされているんだって!
(別のチベット民族宗教の"ボン教"では左回りに回すんだって)
何だかとても興味深い文化というか風習というか...
そして知らなかったんだけど日本の京都にある"放生院"(ほうじょういん)にもマニ車があるんだってさ〜
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小さなマニ車を発見
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タルチョがあるから未だにネパールにいると錯角してしまう
そして町を歩いていた時に、こんな一幕があった...
このみさん「ねーねー!あの建物の屋上にインドの国旗があるよー」
みつる氏「おっ!本当だね!ここはインドと親交が深いのかな〜」
"こ こ は イ ン ド だ っ た 笑"
もちろんTHEインド人も見かけるんだけど
さっきも言った通りチベット系の顔の人が多いから気を抜くとインドにいることを忘れちゃうんだよね〜
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そしてこの青空...
もちろん加工なしの撮って出しです
青空という言葉はレーのためにあるのかも知れません 笑
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宿から歩いて3分の"Main Bazaar"(メイン・バザール)へ
この景色を見て一瞬でレーの町が好きになりました
しかもゴミがほとんど目立たずインドなのに本当に綺麗な町なんです
特にこのメインバザールに関しては各所にゴミ箱が設置され、"Keep Clean"の看板も見かけるしね
"やっぱりインドって最高に面白い"
南インドのケララ州から始まり最南端の"Kanyakumari"(カーニャクマリ)まで南下して北上してきました
色々な場所を巡り、たくさんの人に触れ、様々なインドの姿を見てきましたが
ここレーは、その中のどれにも当てはまらないんだよね
"やっぱりインドって最高に面白い(2回目)"
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インドが嫌いと言う人がいても、レーに来たらその思いが払拭されるかもしれません
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贅沢すぎる絶景が常に視界の中にあります
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みつる氏「えっ!?あれってヤク?ヤクじゃないっ!?」
店員「違う違う 笑」
レストランでご飯を食べている時に窓の外にいた動物を見て興奮するみつる氏
そして店員に軽く笑われながら否定される 笑
会いたいという思いが拭えない
それが叶わぬ恋だと分かっていても
ウシです、ヤクはウシです 笑
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女性二人組「サヨ〜ナ〜ラ サヨナ〜ラ、%△#?%◎&@□〜」
このみっつ「!?笑」
このみっつが日本人だと分かると、チベタンアクセリーショップの女性たちは突然歌い始めた
そのメロディーを聴いて『あれっ?この歌って...』って思ったんだけど
「サヨナラ」以降の歌詞が、ラダック語?ヒンディー語?にアレンジされていた 笑
メロディーを聴く限り、都はるみの「好きになった人」で間違いはないと思うんだけど
古いインド映画で使われていた挿入歌みたいなんだよね
タイトルは忘れちゃったんだけど...たしか「JAPAN」という単語が入っていたような 笑
日本のことを題材にした映画だったのかもしれません
気なるからもう一回タイトルを聞いてきます!
...また歌ってきそうな気がする 笑
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このみさん「見てーあのワン!すっごい眠そうにしてるー」
みつる氏「うーん、あれは完全に居眠りだなっ!」
ただ普通に昼寝をしているだけなのに居眠り呼ばわりされるワン
この環境に適応したのか、レーで見かけるワンたちはみんな毛が長かった
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あんずなどの乾き物を売っている市場の中に一人だけ風変わりな女性がいた
彼女は"Drokpa"(ドクパ)または"Brokpa"(ブロクパ)と呼ばれている少数民族の方
レーから北西に行ったところにある"Dah and Hanu"(ダー・ハヌー)という地域
その中心地に彼女たちの村があるみたいなんだけど、その頭に飾られた花から"花の民"とも呼ばれているそうです
レーに来て初めて彼女たちのことを知ったんだけど
その存在がちょっと気になるので、失礼ながらそっと隠し撮りさせていただきました
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出たーーーーっ!手持ちマニ車!!
本当にくるくる回してる〜!!
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ということで、レーの魅力を少しだけ肌で感じたこのみっつ
しばらくはこの町で体を慣らしながらゆっくり過ごす予定です
そして...秘境と呼ばれるその理由を少しずつ紐解いていきたいと思います
それではまたっ!!
- レー宿情報
Palace View Guest House
Near Polo Ground, Leh, Ladakh, Jammu and Kashmir, India
ダブル / 800ルピー(クレジットカードでの支払い不可)
フリーWi-Fiあり、ホットシャワー・トイレ付き、トイレットペーパーなし
メインバザールまでは徒歩3分
空、山、旧レー王宮が一望できる絶景ビューの宿
オススメ度 ★★★★★
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みなさん良いレーライフを♡
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