LOOK FEEL FREEDOM 〜自由に世界一周〜
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- Oct. 3, 2016
- 世界最大級のスラム"キベラスラム"に行ってきました
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ここは、ナイロビの中心地から少し離れた場所にある"キベラスラム"
そうなんです、二人はいま文字通り"スラム"の街の中にいるんです
キベラスラムとは、その名の通りキベラ地区にあるスラムで
南アフリカのヨハネスブルグにあるスラム、"ソウェト"に次ぐ2番目に大きいスラム
人口は100万人ほどと言われおており、広さは東京ドームの50個分ぐらいだとか...
そして、今回は"早川 千晶さん"というケニア在住の日本人の方に
ツアーのガイドをお願いしました
早川さんは、このスラムに"マゴソスクール"という名の学校を設立し
且つ自分もスタッフの一員として運営をしながら
子どもたちのために日々尽力をされているお方
そして、今回のように"キベラスラムスタディーツアー"と称して
キベラスラムのことを知ってもらうべく、こういったツアーを定期的に開催されているんです
早川さん、そしてマゴソスクールについて
【マゴソスクールを支える会】
予めお話しさせていただきますと、このスタディツアーは有料になります
1名の場合は35,000KSH(約35,000円)、2名の場合は17,500KSH...
と、人数が多くなればなるほど一人あたりの費用は安くなります
8名以上は、一律6,000KSHとなります
今回の参加者は16名だったので、二人で12,000KSHお支払いしました
なぜ、有料なのかというと
早川さんのスタディツアーは武装警官を雇って同行してもらうからなんです
そして、待ち合わせ場所にて早川さんと初めてお会いしました
早川さんは、とてもきびきびしていて、明るく、パワーを感じるお方でした
自己紹介を済ませ、そこから参加者一同、歩いてキベラスラムへ向かいました
そう、華やかな大都会ナイロビから車で2〜30分ほど離れた場所に位置するスラム
待ち合わせは、たくさんの車が行き交う大通りに面した大型スーパーの駐車場
そこから歩いて数分の距離にあるスラム
"こんな近いところにスラムがあるのか"
まず、最初に驚いたことでした
途中、武装警官と合流するポイントで
早川さんより、キベラスラムのことや
今回のツアーを早川さんと一緒に引率していただく、オギラ先生のご紹介を受けました
オギラ先生はマゴソスクールの教頭先生で、笑顔の素敵な優しさのオーラを纏った方でした
(※ここから先の情報に関しては、早川さんの話しを思い出しながら書いており
且つ、主観も混じっているかもしれないので
もしかしたら、一部、誤った認識を与えてしまうというか...
本来とは若干違う情報を書いてしまっている可能性もあります...
その点は、予めご了承ください
ぜひ、直接ツアー等に参加し
早川さんから、直接キベラスラムの実態をお伺いすることをおすすめいたします)
早川さんより、オギラ先生の生い立ちを聞いた僕は
もう既に、目にじんわりと涙を浮かべていました
早くに両親を亡くし、まだ自分が子どもでありながらも
小さな兄妹の面倒を見て、路上で鉄くずを集め、そしてそれを微々たるお金に換え
日々の生活をなんとか繋ぎながらも、受験費用を貯めて進学していったのだそうです
その話しを聞いた上で、オギラ先生の方へ目をやると
変わらず、笑顔でニコニコしていました
その笑顔からは、想像もつかない過去だったんです
キベラスラムで育ち、そして今はキベラの子どもたちのために尽力されている
もう、尊敬というかなんというか...
良い言葉が見当たらないのですが...
その結果、勝手に涙ぐんでしまったわけです
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右側に写っている方が、オギラ先生
そして、この線路について早川さんより説明を受けたのですが
ちょっとうる覚えでして...
どこからか連れてこられた労働者たちが、手作業で造りあげた線路なんだそうです
その距離は、確か...約1,000kmにも及ぶとか...
しっかりノートなどを持参し
事細かにメモしておけば良かったと後悔しています
しかも、今もなおこの線路は現役で使われているから驚きです
その映像はこちらから見ることができます
【マゴソTV5】
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一行の先頭には、オギラ先生が
そして、後方にはこの二人の武装警官が付いてきてくれました
歩きながら、早川さんよりキベラのお話を少しずつ伺いました
その中で、まず一番僕自身が驚いたこと
"キベラスラムは経済的な支援を受けていない"
そして
"一人一人が日々頑張って働き、生計を立てている"
そうなんです
恥ずかしながらも、僕が抱くスラムのイメージは
先進国など他の国や支援団体より募金?寄付金...?
とにかく、お金の援助を支えに生活しているものだと思っていました
でも、そうではなかったんです
援助などのお金は"スラムまで届いていない"とのこと
...はい、これには怪しい臭いがプンプンしますね
そして、キベラスラムは"15の村"に分かれているそうです
そこに住む人々は、商店やご飯屋さん、生活用品屋や廃材屋などたくさんのお店を出し
その日暮らしで生活をしているんです
キベラスラムには一つの"独立した社会"が出来上がっていました
周りからの助けには頼らず、自分たちの力で生きているんです
そして生活する上での一番の問題
"水"と"トイレ"についてもお話を伺いました
当たり前のごとく、スラムの道は舗装などされておりません
泥混じりの地面からは、岩というか石も顔を出し、ゴミも散乱している状況
そのため、本来埋まっているはずの水道管も
所々では、地表に出てきてしまっていました
そこには幅5cmほどの、細い水道管が何本か見えました
スラムには、水が通っているのですがもちろん無料ではありません
そして全ての家庭に水が通っているわけでもなく
そのため、水道を通すことが出来ない家庭は
必然的に、水が通っている家庭から、水を購入するわけですね
価格は20リットルで5KES(約5円)
僕たちがスーパーで買っていた1.5リットルのミネラルウォーターで50KES(約50円)
水道水とミネラルウォーターという違いはもちろんありますが
やはりスラムの方々が生活できるよう、特別な値段設定となっているようです
そして、水道管が地表に出てしまっていることから
所々で亀裂が入り、水が細く飛び出しているのも見受けられました
もちろん全てではないと思うのですが
実はこの亀裂は自然に起こったものではなく、人為的に行われたものもあるとのこと
つまり、その水道水も買えない方々がいて
水道管から直接水を飲んだりしているようなんです
そのようなことが起きていることにも驚きでしたが
かなり衛生面的にも悪いスラムの道、そういった面でもこの水道水自体の水質に関して
安全面がかなり気になるところでした
次に、トイレについて
もちろん、ここではそんな都会のような清潔で機能的なインフラが設備されているわけありません
トイレがない家庭だってもちろんあります
ですが、ここではとあるシステムが普及しているようなんです
それは、"排泄物を使ってバイオガスを作る"
スラム内に幾つかあった、公共のトイレでは
バイオテクノロジーを駆使し、排泄物を再利用して、生活するためのガスを作っていたんです
ただ、このトイレは有料なんですね
幾ら、画期的なエコロジーなシステムとはいえ
わざわざ日々の生活に精一杯の方々が、お金を出してトイレを利用するでしょうか
結果、その辺りで済ませてしまったり
後は"フライング・トイレット"と呼ばれる行為を行っているとのことでした
これは、文字通り
スーパーなどのビニール袋などに排泄を済ませ、その辺りに投げる
どこに投げているのかはお聞きしなかったのですが
きっと、ある程度そういったものを投げ込む場所があるような感じがします
いま現在、ビニール袋が安価で手に入るようになったのも
こういった行為を生み出す要因となったようですね
しかし、どこに投げこもうが
衛生面がかなり悪いことは確かです
でも、これがキベラスラムの実状
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洗濯洗剤やトイレットペーパーなど生活用品が売られています
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外から仕入れてきたものや、手作りのものがあります
とあるお店では、古びた車のタイヤを再利用して、サンダルを作っていたり
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キベラスラム内にも、"M-Pesa"の窓口がありました
M-Pesaとは、ケニアで大流行している携帯電話を使ったモバイル送金サービスで
あの、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグ氏がナイロビを訪れ
M-Pesaのシステムを買収しようとする動きもあったようです
簡単に説明すると、携帯電話で送金・出金・支払いまで可能にしたサービスなんです
銀行口座を持っていなくても、相手の携帯電話番号さえ知っていれば
その店舗などにお金を預け、受け取る側も携帯電話を持って店舗に向かえば
そのお金を受け取ることが出来るという仕組み
街中の至るところで店舗を見かけますし、インターネットがなくとも(スマホでなくとも)
携帯電話の電波で完結できることから、インターネットが普及していないアフリカで大流行したようなんです
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そして一行は、"マゴソスクール"に到着しました
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この時は、まだ授業中のようでした
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まずは、給食室を覗かせていただきました
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毎日、生徒達のために大量の給食を作るオバちゃん
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豆を使ったシンプルな料理です
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これは、校庭内にある井戸なのですが
過去に、早川さんがトイレを作ろうと適当に穴を掘っていたところ
徐々に穴に水が溜まっていくことに気がついたそうです
気になって、水質調査に出してみたところ
飲める水だったんだそうです
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奇跡は起こるものです
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日本人のミヤザキケンスケさん、通称"ミヤケン"さんという方が描いた
世界の著名人たちの絵
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次に特別クラスをご紹介いただきました
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そこでは体に障害を持った子どもたちが、一生懸命勉強をしていました
ちなみに、マゴソスクールは基本は学費無料とのことですが
もらえる家庭からはもらうというスタイルをとっているようです
ですが、その費用に関してはマゴソスクールの先生方が
その家庭の経済状況を考慮して、金額を決めているそうなんですね
スラム内に学校を設立したこと自体とても素晴らしいことなのに
そういったスタイルで運営をされているということや、その配慮など...
子どもたち、そしてキベラスラムへの愛を感じられました
そして、驚くことに
そういった学費などを誰も踏み倒そうとしないらしいんです
キベラスラムで生活する人々は、礼儀や秩序も重んじているんです
本当にしっかりと、一社会の上で生活をされているんです
そして、ここ特別クラスで一人の生徒を紹介していただきました
白い長袖を着た男の子です
まだ、マゴソスクールに来る前のこと
障害を持っていた彼は、親が仕事などの外出時に動けないように縛られていたそうです
それが彼の安全面を考慮していた結果だと信じたいのですが
それを抜きにしても、事実として彼の体には虐待を受けた跡があったそうです
そしてその頃の彼は、歩くことすら出来ていなかった
しかし今では、歩くことも出来て
手を差し伸べてくれて、コミュニケーションを図ろうとしてくれるんです
次のクラスへ移動する際、僕は彼のことが気になっていました
別れ際に、彼の肩や手に触れ、お互いに視線を合わせました
色々な想いが込み上げてきて、再び、涙ぐんでしまいました
僕は心の中で、彼にメッセージを伝え、特別クラスを後にしました
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右に写っている方が、早川 千晶さんです
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マゴソスクール内の一室には、こんな製作室がありました
衣類や鞄などを作っていました
もちろん、購入も可能です
きっと、そのお金はマゴソスクールの運営に充てられるんだと思います
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子どもたちは本当に元気いっぱいで、その力強さに圧倒されるほど
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少し大きい子どもたちのクラスへ
一番左の子は生徒会長
彼女たちからは、"結婚しているの?"、"子どもはいるの??"と質問を受けました
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恐らく、授業の合間の休憩時間だったと思います
一斉に校庭へ出ては、元気よく走り回る子どもたち
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ここはスクール内に設けられた女子寮
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一つのベッドに二人の子どもたちが寝ているそうです
そして、ここで一人の先生を紹介されました
"ママ・チュチュ"の愛称で子どもたちから慕われている、みんなのお母さん
オギラ先生だって、お父さん代わり
ここマゴソスクールにはたくさんのお父さんとお母さんがいるんです
ここでは、早川さんを通じママ・チュチュからこんな話を聞きました
キベラに住む女の子たちは
ごく僅かなお金を得るために、近所の大人などに体を売ってしまう子が中にはいるそうなんです
本当に...本当に驚くほどの少額なんです
もちろん、その行為を受け入れ、お金を払う相手側にも問題があります
そして、さらに驚いたのはその子どもたち年齢
耳を塞ぎたくなるのですが、これも事実
親もおらず、誰にも頼ることができない
苦渋の選択だったのかもしれません
でも、ママ・チュチュは、女の子たちにそんな行為をさせたくない
もっと体を大事にしてほしいと切に願っていました
ここに来る途中に早川さんから聞いた話を思い出しました
スラム内にも、格差があり
食べ物を十分に摂取できない子どもたちがいること
かなり危機的な状況に陥っている子どもたちは、その空腹に耐えられず
シンナー的な薬物に頼ってしまう例もあるそうです
早川さんも、ママ・チュチュも子どもたちの未来を変えるため
日々、全身全霊で努力をされているんです
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ママ・チュチュと一緒に
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外へ出てみると、子どもたちが整列していました
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子どもたちからは、歓迎の大合唱をプレゼントしていただきました
僕は隅々まで、全員の顔を見ていました
そして一つのことに気がつきました
それは、一人も欠けることなく全員が全力で歌っていたこと
日本だったらどうでしょう?
割と高学年になると、照れくさそうに歌わなかったり
または落ち着きがなく他の子どもと違う遊びを始めてしまったり
でも、マゴソスクールの子どもたちは
全員がまっすぐな目で僕らを見て、心から歓迎してくれていたんです
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子どもたちとは思えない、かっこいいリズムを刻む
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全員で一緒に踊ってみたり
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その後も、可愛らしいパフォーマンスを披露してもらいました
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僕たちからはアサラトセッションをプレゼント
他の日本人の方は、ソーラン節を披露したりしていました
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子どもたちお待ちかねの給食の時間
味見をさせてもらいましたが、この豆料理はとっても美味しかったです
以前までは、日ごとに違うメニューだったようなのですが
人数が増えてしまったことから、そして作る時間やコストを考えた結果
栄養のある、この豆料理を子どもたちに毎日ふるまうことになったそうです
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この学び舎は、キベラの子どもたちにとって、なくてはならない存在
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これからも、子どもたちがずっと笑顔でいられますように
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その後は、再びスラムの中を歩きました
キベラの子どもたちは、とても明るく積極的に話しかけてくれます
子どもたち「アーワーユー?」
全員が口を揃えて、この可愛らしい発音でコミュニケーションをとってきてくれます
Hou are you?と言ってくれているんですね
マゴソスクールの外でも、子どもたちは笑顔
僕の描いていたスラムのイメージは、ことごとく塗り替えられていきました
早川さんたちのような、子どもたちのために日々尽力されている方々の成果かもしれません
本当に素晴らしい活動をされている方々です
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いかにも、スラムといった感じの場所
夥しいほどのゴミや、異色な生活排水が流れ、異臭も立ち込めています
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キベラスラムは、こういったトタンの素材で造られた家がほとんど
他は土などの材料で建てられているものもありました
2年前の2014年に、ここキベラスラムで火事があったそうです
その際、マゴソスクールの一部も燃えてしまったとのこと
スラム内には、その爪らしき痕もまだ残っていました
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キベラスラムの空
ここ、キベラスラムには"セキュリティ・ライト"と呼ばれる塔が幾つか立っていました
その塔は、かなり上空まで伸びており夜のキベラに光を与える役割となっているそう
これは数年前に立てられたそうなのですが
これにより、スラム内の犯罪は激減したそうです
ただし、これが出来たことでスラム内に電気が通り
そこから勝手に配線を盗み、自分の家庭に引っ張っている行為が後を絶たないそうです
何でも、自分たちで行ってしまうことに関心すら覚えてしまいます
ですが、こんな悲しい事件が起こってしまっているのが現状
それは、雨の日に起こるそうです
不十分な方法で配線をしているためか、その電線が外れ水たまりへ
そして、それに触れた子どもたちが感電死してしまうそうなんです
なんともやりきれない気持ちになってしまいました
そして、早川さんに連れられ
とある1軒のご家庭に案内してもらいました
と、その前に早川さんの書かれた一つの記事をご紹介させていただきます
【★キベラスラムの治安状況について★】
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先ほどの記事をお読みいただけましたでしょうか?
何を隠そうこちらのご家庭のママが
事件の日、早川さんらをかくまってくれた命の恩人なんだそうです
四畳半ほどのスペースに全員が入りました
この一室が生活の全てで、トイレもありません
暮らす人数が多い家庭は足元の床(地面)にも寝たりするそうです
壁には穴が空き、夜になるととても寒く
雨の日は、もちろん雨漏りで室内は水浸しになるとのこと
早川さんを通じ、ママさんから普段の生活についてお話しを伺いました
旦那さんに子どもが二人いる家庭
ですが、旦那さんは怪我をしてしまい今は働けない状況にあるという
ママさんは、スラム内の市場で100KES(約100円)分の野菜を買い
それを売りさばいているとのこと
その売り上げは、20〜30KESほどという
でも、最近では同業者が増え、1日では売り切れず、2〜3日かかることもしばしば
そのため、家々を周り、洗濯をさせてもらいお金をもらう仕事も始めたそう
でも、これも最近では同業者が増え中々仕事にありつけない現状だとのことでした
そして驚いたことに
このスラムの中にある家は、家賃が発生しているということ
この家に関しては、1ヶ月1,500KES(約1,500円)
平均月収が4,000KESという中、安い金額ではありません
しかも、滞納には厳しく
払えない場合は、家具などを外に捨てられ強制退去させられるそうです
大家さん的な存在は、スラム内にもいたり、スラムの外で生活している人もいたりと様々なようです
(この辺り、もうちょっと詳しく聞けばよかったです)
日々、そんな厳しい状況下におかれているんです
そして、ママさんのお腹には新しい命が宿っていました
彼女にはすでに、二人の子どもがいます
子どもが増えれば、その分家計が厳しくなるのは目に見えているはずです
では、なぜ、そうまでして子どもを作るのか?
ママさんからの答えはこうでした
ママさん「子どもがいることが、私の幸せだから」
僕は、その後もしばらくこの言葉とママさんの表情が忘れられませんでした
なんとも言い難い、幸せなことのようで、ある一方では悲しさも感じる
なんだか不思議な...どう受け止めたらいいのか分からない、複雑な気持ちになりました
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キベラスラムに生まれ育ったとしても
努力を惜しまず、外の世界へ羽ばたいていく人も多いようです
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ですが、キベラ出身ということで差別を受けることも現実
そのためか、居心地の良い、生まれ故郷のキベラスラムに戻ってきてしまう人も後を絶たないという
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その後は、牛の骨などを使いアクセサリーを作る人のご家庭へ行きました
出迎えてくれたその男性の方も、これまで苦労をされてきていて
小学生ぐらいまでは、成績トップの秀才だったそうなのですが
お金の面で、止むを得ず勉学の道を諦め、働く術を覚えていったそうんなんです
そして、彼はHIV感染者であることも公表しています
その時、隣にいた奥さんは、二人目の奥さんだったり
その側にいた男性は、亡くなってしまった兄弟の息子さんだったり
どんな状況におかれようが
彼らはたくましく、そして全員で協力しあい、日々を生き抜いているんです
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今回は、早川さんのスタディーツアーに参加出来て本当に良かった
でも、たった1日で何が分かったのか?
そうなんです、僕の知り得たものはほんの僅かなことだと思っています
でも、0と1では全然違います
これからの人生、僕の人生に多大な影響を与えてくれたことは間違いありません
また、機会を作ってこういう場所を訪れたいです
そして、キベラスラムに限らず、こういう環境下に置かれている方々が上を向いて生活ができるように
僕にも、何か出来たらいいなと思っています
まずは、一人でも多く、こういった事実を知ることが必要だと思いました
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平和な未来が、この子にも、彼らにも訪れますように
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みなさん良いナイロビライフを♡
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