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Dec. 11, 2016
ナミビアレンタカーの旅(6日目)ナッシング...ガソリンって売り切れるの?笑
7:45AM、このみっつたちは
"Etosha National Park"(エトーシャ国立公園)
のゲートに到着しました
前日に泊まっていたキャンプサイトからは、5分程度の距離
そう、この時間にゲートへ着いたのには、ちゃんとした理由があったんですね〜
その理由は何かというと...
"エトーシャ国立公園内での滞在は、ゲート通過時間から24hと限られているから!!"
...ん?
どういうことかと言うと、このみっつたちはウィントフックのNWRの事務所で
事前に、エトーシャ国立公園のパーミット代"250Nドル"を支払っています
(一人80Nドル、車一台10Nドル)
この250Nドルというのは、
"一日分"
すなわち
"24h分"
の料金なのです
ちなみに、このみっつたちは国立公園内で一日ゲームドライブした後
同じ公園内にあるキャンプサイトに一泊します
もし、ここで二泊する方はパーミット代の2日分"500Nドル"を支払っているハズです
つまり、二泊の方には
"48h分"
の滞在が許可されているんです
...ということなので
このみっつたちは、翌日の7:45AMにはこのゲートまで戻ってこなければいけないんです
...さらに説明をさせていただきますと
もし6:00AMなどの早い時間に通過してしまっていたら
翌日の予定にある、
"ゲームドライブをしながらのサンライズ"
が不可能になってしまうんですよね〜
仮にサンライズを拝まなくとも、テントの片づけだったりと
色々と朝早くに行動を開始しなくてはいけませんからね
つまり、考えた最良の時間帯が
"8:00AMにゲートを通過"
ということだったんですね〜
ゲートでは、入場者全員のパスポートを提出しましたよ〜
はい!そんな感じでナミビアレンタカーの旅6日目スタートです!!
[六日目のスケジュール]
・エトーシャ国立公園で一日ゲームドライブ
・夜はキャンプサイト内にある"動物が集まるウォーターホール"で動物ウォッチ!
ゲートの前にはヒンバ族がお土産を売っていました〜
チップを渡して、写真撮影をされている方もいましたね!
ゲートをくぐると動物たちがチラホラ...
しかも!!
この時は写真を撮り損ねたのですが、キリンまでいましたよ!!
幸先の良いスターですね〜
20分ほどで、
"Okaukuejo Campsite"(オカウクエジョ・キャンプサイト)
へ到着
本日のメインイベントとなるゲームドライブへは
ここのキャンプサイト内にあるゲートをくぐって行くんですね〜
そうそう、ここのキャンプサイト内には
ガソリンスタンドや商店などがあります
商店はちょっとした野菜やフルーツや缶詰や肉や...
一通りは揃ってはいるのですが、生もの系は状態が悪いものがあったり
まぁそれなりに値段も割高な感じでした
あと、上にアップしたマップの左下に写っている青い池のような場所
これこそが、
"Waterfall"(ウォーターホール)!!
ここには大きな水飲み場が作られていて、昼夜問わず色々な動物たちがやってくるそうなんです!
特に、日没後が多いらしい...ということなので、このみっつたちは夜行くことにしました
そしてこのみっつたちは、キャンプサイト内にあるインフォメーションセンターで
エトーシャ国立公園のマップをゲットしました!
(モノクロのコピーで2Nドル)
このマップには、動物たちのビューポイントが記されています
あと、インフォメーションセンターのスタッフにおすすめポイントを聞いて
マップにその場所をチェックしたりしました〜
"さぁ出発!!"
...と行きたいところですが
前日にオプウォから移動してきたこともあり、ガソリンは半分をとうに過ぎ
メーターは2メモリぐらいの位置を指していました
この日はゲームドライブを一日行う予定なので、まずはガソリンを満タンにしましょうかね!
ってことで、キャンプサイト内にあるガソリンスタンドへ向かいました
みつる氏「すみませーん!ガソリン満タンでお願いします〜」
スタッフ「はいよ」
少しの時間が過ぎ、スタッフは給油口からノズルを取り出した
みつる氏「(...ん?あれ??)」
みつる氏は、給油機のパネルに表示されたガソリンの容量を見つめていた
そして料金の精算が終わりエンジンをかける
"キュルキュルキュル...ブルンッ!!"
みつる氏「あっ!!やっぱり!!!!」
そして、すぐ様スタッフを呼び止めてこう叫びました
みつる氏「ねー!!ガソリン、満タンじゃないよー!!」
そう、満タンとしっかり伝えたのに
メーターは半分を少し過ぎたところで止まっていたのだった
給油機のパネルに表示された数字は、
"18.80"
だった
いつも満タンにすると、
"30.00"
以上になっていたため、...あれ?って思っていたんですね〜
そして、スタッフはこのみっつたちの車に近づいてこう言った
スタッフ「...ナッシング」
このみっつたち「え...?無いの?、ウソでしょ〜笑」
....
みつる氏「...あ、もしかしたら今はガソリンを制限しているのかも」
ここは多くの人たちがゲームドライブをするために拠点を置いているキャンプサイト
即ち、このガソリンスタンドはとても貴重な存在なんです
みつる氏は、あえて満タンにしないという理由が
より多くの人たちの元へガソリンが届けるための、
"ガソリンスタンド側の配慮"
だと思ったのです
みつる氏「うん、きっとそういう事だと思うし、また戻ってきたらガソリンを入れることにしよう!」
このみさん「そうだねー、そうしよっか!!」
そんな感じで、ゲームドライブへの準備が整いましたとさ〜
ってことで...
ゲームドライブ、開始ーーーー!!!!
たっぷりとゲームドライブを堪能したこのみっつたち
ケニアで行ったサファリツアーの時とはまた一味違った楽しさでした〜!!
このままゲームドライブを続けても良いのですが
お腹も空いたし、キャンプサイトのチェックインがまだだったので一旦戻ることに〜
そう、ナミビアレンタカーの旅1日目に
"予約したのにフル"
というありえない事件がありましたからね 笑
もうあんな思いはしたくないので...
そろそろテントを張りに行って場所を確実に確保しようってことになったわけです
みつる氏「いやー前半の部も楽しかったねー!でもサイはやっぱりいないなぁ...」
このみさん「いないねー、私はハイエナに会いたいよ...」
まだまだ後半もゲームドライブが出来るので、希望は捨てずにいきましょう!!
1:00PM、オカウクエジョのキャンプサイトに戻り
このみさんとユリちゃんにチェックインの手続きをお願いしました
しばらくすると...
車で待っていたみつる氏の元に、ユリちゃんが駆け寄ってきました
ユリちゃん「みつるさん...大変なことが起きました」
みつる氏「え!?どうしたの??」
...
"も う 、ガ ソ リ ン な い ら し い で す"
みつる氏「えぇーーーー!!!!」
チェックインを済ませようとしていたら、スタッフにそう言われたそう...
スタッフ「もう、ここのキャンプサイトにはガソリンはないわ」
...とね 笑
みつる氏「そ...そんなまさかね〜笑」
真相を確かめに、このみっつたちはガソリンスタンドへ急いだ
ガソリンスタンドは、先ほどと何も変わらない様子
給油機の前に車を止めると、朝に対応してもらったスタッフが近づいてきた
みつる氏「(...ホッ、なーんだ、ガソリン入れてくれそうじゃん)」
しかし
みつる氏は、スタッフが近づいてくる前にあるものを目にしてしまった...!!
それは、給油機のパネルに表示されていたガソリンの数値だった
そこの表示されていたのは...
"1 8 . 8 0"
みつる氏「そ、そんなまさか...」
そう、そのまさかであった
"なんと、朝このみっつたちが入れ終わった時のままだったのだ!!!!"
そう、あの時、本当に
"ナッシング"
だったのだ...笑
そして、
『ガソリンスタンド側の配慮だ』
と...
そんなことを勝手に予測していた自分がめちゃくちゃ恥ずかしい 笑
このみっつたち「...もう、ないんだよね?ガソリン...」
スタッフ「あぁ、ナッシングだ」
このみっつたち「い、いつになったら、ガソリン入れられるのかな??」
スタッフ「明日の朝だな...たぶん」
た...たぶんって 笑
この時点で、このみっつたちのガソリンは3メモリぐらいを指していた
ガソリンはまだある...
後半のゲームドライブだってなんとか行ける範囲だ
ただ、何が問題かというと
最悪の場合...
"明 日 、ウ ィ ン ト フ ッ ク に 帰 れ な い 笑"
そう、もし...翌日の朝になってもガソリンが入れられなかったとしたら...
ここオカウクエジョを出発出来ない 笑
まぁ、極端な例で、この後のゲームドライブで
残りのガソリンを使いきってしまった時の場合ですけど
でも、もし多少残っていたとしても...
無事、オカウクエジョも出発出来てゲートを時間内に通過できたとしても...
"次の大きな街へ行く途中でガス欠になってしまう可能性もある"
レンタカーの返却時間も決まっているし
ロードサービス的なものも呼んでいる暇はない
このみっつたちに与えられた選択肢は2つだった
"1つ、後半のゲームドライブを諦める..."
これは本当に嫌なのですが...致し方ないこと...
危険な賭けをする訳には...
そして
"2つ、これから大きな街へ戻ってガソリンを入れに行く"
ここ、オカウクエジョに来る時に通過した
"Outjo"(オウチョ)
という街があった
...でも、ここから115kmも離れているんです
片道1hはかかります
即ち、往復2h...せっかくのゲームドライブの時間が...泣
キャンプサイトにテントを張った後
このみっつたちは、オウチョを目指していた 笑
ユリちゃん「さぁーバーベキューの材料でも買いに行きましょうかね〜!!笑」
わざわざ来た道を戻り、大きな街へ行く理由を
"バーベキューの材料を買いに行くため"
としていたこのみっつたちなのであった 笑
もともと、ちゃんとした食材を揃えていなかったこのみっつたち
キャンプサイト内にあった商店には大した物は売っていなくて...
本来は、ご飯を炊いてカレーの缶づめをぶっかけるという
ちょっと寂しいディナーの予定だったんです 笑
"ガソリンを入れに行く"
より、楽しいドライブになりますからね〜
プラス思考って大事です 笑
そして2h後、再びエトーシャのゲートをくぐったこのみっつたち
キリンさんが再び出迎えてくれました〜
まだ1h程度しか走っていないですからね〜
ガソリンはたっぷりですよー!!
さぁ、後半のゲームドライブ...思いっきり楽しみましょうかね!!
3:00PM、オカウクエジョのキャンプサイト内のゲートをくぐり
エトーシャ国立公園のビューポイント巡りを再開したのであった
このみさん「あ!!あれってもしかして!!!!」
遠くから見ても、それがなんの動物なのか一目瞭然でした
こんなにも、ハッキリと体の形が残っていることに驚きでした
ジャッカルーーーー!!
イヌっぽい顔がとっても愛くるしいです...笑
メスライオンです!!
前半のゲームドライブでも、木陰で寝ているオスラインに遭遇しましたが
やはり動いてくれている方がとっても迫力がありますよね!!
移動するメスライオンを追ってみると...
メスライオン「スッ...」
メスライオン「あんたたち、なに見てんのよ」
す、すみません 笑
オシッコ中、失礼しましたー!!
この後、メスライオンは数メートル先まで進み、再び腰をおろした 笑
今度はウ◯チだった
この寝ている時の表情だったり
手足もモフモフした感じ...たまりませんね〜笑
リス太郎「...えっ?僕より可愛いって?」
謎の鳥...
しばらくすると、大地を歩くメスライオンに再び遭遇しました
これ、面白かったのが...
"ジ ャ ッ カ ル が 尾 行 し て い る 件 笑"
まぁ尾行というか、なんかヒョコヒョコと
ちょっと離れてメスライオンの後を付いて行っていただけなんですけどね〜
もしかして好きなのかなー?笑
はい、所変わってこちらはキャンプサイト内にある水飲み場!!
たっぷりゲームドライブを楽しみ、日も暮れ始めたので戻ってきたわけですね〜
水飲み場にきて早々、ゾウの大群がいました!!
もしかしたら...ゲームドライブに行かなくても、ここの水飲み場に一日いれば...笑
中々見ることの出来ない、レアな動物も見ることが出来るかもしれませんね!!
住みかに帰るのかな?
光の射す感じが、カッコよすぎます...
ここの水飲み場は、その周りを囲むようにして
たくさんのイスが設けられています
誰もが息を潜め、水飲み場の様子を見つめているんです
大きな声を出さないことは、暗黙の了解
静寂に包まれた状態が、さらに神秘的な感じを演出していました
恐る恐る、周りの様子を伺いながら水の中へ入っていく
ここの水飲み場は、動物たちのありのままの姿を
余すことなく観察できる本当に素晴らしいポイントです
このみっつたちは、時間を忘れいつまでもその場にいました
"ガソリンのために、わざわざ..."
お...おっと!!わざわざではありませんね!!笑
いえいえ、違いますよ!!バーベキューがしたくてオウチョまで行ったんです!!
ほらね、そのおかげでこんなにも美味しそうなディナーにありつけたんですから〜
伝統行事、素手バーベキューも今日で見納めです 笑
お腹がいっぱいになり、それぞれシャワーを浴びに行きました
このみさん「よ〜し!!夜の水飲み場に行ってみよ〜!!!!」
夜になり、辺りもだいぶ涼しくなりましたね
きっと動物たちも活発になっているに違いありません!!
期待に胸を膨らませ、このみっつたちは水飲み場へやってきました
そして...
みつる氏「あ...あ...!!あれって....!!!!」
"こ の 後 ろ 姿 は ..."
みつる氏
「
...さ、サイだよ!サイ!!...サイぃぃいいーーーー!!!!
」
可能な限りの小声で、その喜びを爆発させた 笑
だって、一番見たかった動物だったから
はい、私、本当に興奮しました...
で、でも、ツノ...2本とも...折れてる 笑
何でなんだろう?
せっかくのサイらしさが〜笑
でもご安心ください 笑
もう一頭のサイは完全体でした
それにしても、この時見た光景は一生忘れませんね...
本当に、奇跡的に...タイミングよく水飲み場に来ることが出来て良かったー!!
そして、満足したみつる氏は一日の疲れもあったせいか
そのままイスで眠りについてしまったのだった 笑
ユリちゃんもね...笑
このみさんだけは、しっかりと夜の動物ウォッチを続けたのでした
このみさんの動物に対する思いは本当にすごいです 笑
このみさん「(...あ、サイがもっとやって来た!!)」
みつる氏&ユリちゃん「グぅ〜...zzz」
サイ、たくさん来たらしいです 笑
寝てしまったことに後悔...
サイたちは水浴びをしたりして楽しんでいました
しばらくすると、水飲み場から数メートル離れたところに
キリンが3頭やってきました
キリンたち「ジっ...」
どうやらキリンたちは水を飲みたい様子
このみさん「(...きっと、サイたちがいなくなるまで待っているんだね)」
キリンたちはお行儀よく、サイたちが去るのをただただ待ち続けていたそうです
さらに時間が経過した
このみさん「(...あれ?サイたちが水飲み場を離れて行く)」
ついに...!キリンさんたちの順番が回ってきましたよ〜!!
このみさん「(...やった!ついにあのキリンの水を飲む姿が見れる!!)」
このみさんは、あの
"三角形"
のような
前足を開脚して水を飲む姿が見たかったんです!
ワクワクしてその瞬間を待った
だが、サイが去ったのには別の理由があった
それは
"割 り 込 み ゾ ウ さ ん"
権力にモノを言わせ、武力行使で水飲み場の権利を奪い取ったゾウさん 笑
そう、サイが去った理由はこの大群が押し寄せてきたからなんです
まぁ、こういった動物界の上下関係というか...
そういったことも含め、これが自然界のあるがままの姿なんですね〜
いやーそれにしても、ナミビアレンタカーの旅
クライマックスをかざるに相応しい日となりました
最後に、大自然に民族の方たちに、そして動物さんたち...
楽しいレンタカー旅を、本当にありがとうございました!!
キリンたち「ジッ...」
ゾウさんに、割り込みされてもなお待ち続けるキリンの姿
それはそれは悲しげな姿だったそうな 笑
- エトーシャ宿情報
Okakuejo Campsite
Etosha National Park,Okaukuejo,Namibia
キャンプサイト利用料一人/150Nドル
キャンプサイト利用料一区画/250Nドル
エトーシャ国立公園のパーミット/一人80Nドル、車一台10Nドル
(いずれもクレジットカードでの支払い可)
フリーWi-Fiなし、キッチンなし、トイレットペーパーあり、火おこし可、電源あり
ガソリンスタンドや商店もあります
何と言っても動物が集まる"ウォーターホール"が見どころです!
オススメ度 ★★★★☆
みなさん良いナミビアレンタカーライフを♡
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