LOOK FEEL FREEDOM 〜自由に世界一周〜
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- May. 15, 2018
- アンナプルナトレッキング in ネパール!Day3〜プーンヒルへ到達!そして二人と一匹になった〜
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アラームを止める
時刻は4:00AMをまわっていた
さーて、アンナプルナトレッキング三日目の朝を迎えましたよ!
出発時の外は真っ暗だったけど次第に明るくなっていく空を見てこのみっつは確信した
このみさん「今日めちゃくちゃ天気良いじゃーーーーんっ!!!!」
みつる氏「ほらねー!!言った通りでしょ?」
...ふぅ
胸をなでおろすみつる氏 笑
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- Day3
Ghorepani to Poon Hill
今日はまずゴレパニからプーンヒルを目指します!
MAPS.MEによると1hもかからないみたいなんだけど、プーンヒルはアンナプルナトレッキングでも人気の展望スポットなんだよね
ちなみにこのみっつは、このプーンヒルが一つ目の目的地でした
もう一つは"ABC"(アンナプルベースキャンプ)になるんだけど
人によってはプーンヒルだけを周る人、ABCだけを周る人...目的地も周る順番もルートも全て自由に選べちゃうんだよね〜
そして今日は標高が2,750mから3,200mまで上がります!!
ってことで防寒対策を完璧にして歩き始めました
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登る途中に見えたのは疲れも吹っ飛ぶアンナプルナの姿でした
朝の静けさ、冷んやりとした空気、自然の匂いがより一層神秘的な空間を演出していました
...と言っても、階段がかなり続く 笑
みつる氏はTシャツ、ダウン、フリース、ゴアを着て
下はタイツに短パンを履いていました(レインパンツは出発間際に履くのをやめた)
でもあっという間にTシャツ姿
途中で部活の朝練をしている気分になった 笑
ちなみにプーンヒルに向かう道中、エントランス料を払うカウンターがあったんだけど
スルーして入ってしまった 笑
暗闇で気付かなかったって言うのもあったんだけど
その時ネパール人たちのすぐ後ろを歩いていたから同じネパール人と思われたのかもしれない 笑
カウンターの中と外にスタッフが一人ずついたんだけど、何も声をかけられなかったしね
ちなみに50ルピー(約50円)って書いてあった気がする
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頂上らしき場所が見えてきた!!
そうそうプーンヒルに登る時はザックは宿に置いていけますよ〜
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空が少しずつ明るくなってきた
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頂上まであと数十メートル...
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じゃじゃーんっ!
約50分かけてプーンヒルに到達しましたっ!富士山の八合目と同じ高さだー!!
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そしてその絶景に酔いしれる
当たり前だけど写真で見る以上に肉眼で見えたその景色は壮麗だった
朝陽のオレンジ色に染まっていく山肌
これを見るためにここまで三日もかけてやってきたんだよね!
一番大きく見える山が、"Dhaulagiri"(ダウラギリ)という山
その標高は8,167mで世界第7位なんだって!
そして左側にダウラギリⅡ、ダウラギリⅢ...と続く感じ
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左が"Annapurna"(アンナプルナ)、さらに大きい右が"Annapurna South"(アンナプルナ・サウス)
...たぶん 笑
それにしても美しすぎる
一秒ごとに変わっていく山の色や表情を見ながら特別な時間を過ごしていました
ちなみに昨日のこの時間は雨だったらしい...
ウレリで迎えた二日目の朝は確かに雨が降っていたからね
チリ人のエンゾもこの場にいて
『今日、自分たちがこの天候に巡り会えたのは本当に幸運なことなんだよ』
そんな言葉をかけてもらい、これまでのお互いの健闘を讃え合いました
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頭をカメラの三脚代わりにしている
素直に応じている三脚役の彼がとてもシュールに見える
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そしてついにサンライズの瞬間
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このみさん「わー!あったかーーーーいっ!!」
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このダウラギリもチリで見た"Torres del Paine"(トレス・デル・パイネ)も
アルゼンチンで見た"Fitz Roy"(フィッツ・ロイ)もすべて甲乙つけがたい素晴らしい山だと思う
そして富士山を思い出す
雄大なワイルドさではヒマラヤやパタゴニアに軍配が上がるけど
容姿端麗な山と言えばはやっぱり富士山だと思うなぁ
...完全に個人的な意見だけどね 笑
あの白と青の絶妙な色合いと左右に広がる滑らかな傾斜は日本の宝だと思うなぁ
固定概念かもしれないけど富士山ってやっぱり"日本らしい"山だよね
あと、これも写真では伝わらないかもしれないんだけど
アンナプルナ山脈を見て思った率直な感想...
"えぇっ?あんなにデカいのっ!?"
これです、これ 笑
だってアンナプルナ山脈は7,000mや8,000m級の高さなんだもん!!笑
この景色を見ることが出来て本当に良かった
アンナプルナトレッキング最高っ!!そう思えた瞬間でした
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ヨガの"Sun Salutation"(太陽礼拝)をしている人たちがいた
こんな場所で出来たら最高に気持ち良いんだろうなぁ
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中々プーンヒルを離れることが出来なかった
ここを去るのが何だかとっても名残惜しかったんだよね
このみっつはしっかりその目に焼き付けて何度も振り返りながら再び歩き始めました
ありがとう、アンナプルナ
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そびえ立つ山脈に便乗しているのか飲み物の価格も上昇していた 笑
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プーンヒルの入り口に置いてあったアンナプルナ山脈のそれぞれの名前と標高が描かれた看板
...これ、欲しい 笑
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プーンヒルからの下山は30分程度かかりました
やっぱり下りは楽で良いね〜!!笑
でも何だか足がガクガクする...
連日のトレッキングに足が疲れ始めてきたようです
本当は泊まった宿で朝食を食べようと思ったんだけど
そのままパッキングをして出発することにしました
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- Day3
Ghorepani to Tadapani
プーンヒルまで登った後は...タダパニという村を目指しますよっ!!
予定では3h程度の道のりみたいです
今までは南から北に向かっていましたが、今日は西から東へトレッキングしますよ〜
上にアップしたルート画像の高低差を表したチャートの曲線が気になるな...
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そして嫌な予感が的中...
今日も登りからスタートです 笑
このみさん「プーンヒルまで長い階段を登ったばかりなのにーーーー泣」
山を登っては下り、そしてまた登るを繰り返し幾つもの山を越えていく
少し前にトレッキングをしていた友達はこう言っていた
"吊り橋をかけてくれ"
分かる...
その気持ちが痛いほど分かるーーーー!!笑
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まぁ、こんな綺麗な花も咲いているんだし
気を取り直して今日も楽しくトレッキングしましょうかね!
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赤白帽を被り万国旗で飾られたグラウンドを走る小学生
この写真を見て幼き日の運動会の様子を思い出した
それにしても今日はコンディションが抜群に良い
アンナプルナトレッキング三日目にして清々しい朝の光を浴びることが出来た
まだ朝の時間だし木々の陰もあるからとっても涼しかったなぁ
時々吹く風も気持ち良いし天気が良いってやっぱり最高だよね!
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...でもやっぱり疲れる
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このみさん「おーい!おはよーっ!!」
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ワン「zzz...」
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寝返りを打つワンと澄み切ったスカイブルー
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長かった登りも終わり、やっと頂上まで辿り着きました...
それにしても5色のタルチョはいつでもどこでも写真映えする 笑
そして目を凝らしていただきたい
写真右端の陰になっている部分...そこに一匹のワンがいるのが見えますか?
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このみさん「おーい!あなたも寝てるのー?」
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何か食べ物をあげたわけでもない
ただ、いつものように舌や唇を使って音を出しながらこの子の頭やお腹を撫でていただけ
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...ついてきちゃった 笑
というか、本当は"誘った"という表現が正しいのかな?
『一緒に行こうか〜?』って聞いたら、尻尾をフリフリしていたんだよね
だからもう一回頭を撫でながら『よしっ!行こうかー!!』ってね 笑
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このみさん「ガイドさーん!ちょっと歩くの早いよー!!笑」
歩き始めてすぐ、ワンは常にこのみっつの先頭を歩くようになった
そして目的地まで向かう道を教えてくれた
みつる氏「...」
ただ、たまに崩れている歩きづらい道を選ぶから
このワンはまだ新入りなんだと思う 笑
このみさん「ねーねー!ガイドさん待ってよ〜!笑」
みつる氏「...」
このみさん「そんなに走ると危ないよーーーー!!」
みつる氏「...よしっ!!」
このみさん「!?」
みつる氏「...タポ!!タポちゃんに決めた!!!!」
このみさん「へっ?タポ??」
このみっつとタポ
ワンの名前が決まったところで、このアンナプルナトレッキングは正式に二人と一匹になったのだった 笑
しばらくしてからこのみさんが質問をする
このみさん「ねーねー!なんでタポなの?」
みつる氏「えーっとね、今日の目的地の村の名前からとったんだよ〜(キリッ)」
このみさん「...え?どういうこと??」
みつる氏「だーかーら、今日行く村の名前は"タポ..."」
...あれ?
"間 違 え と る や ん 笑"
みつる氏、お得意の勘違いモードが発動してしまいました
何を思ったのかこれから向かう村の名前を"Tapovan"(タポバン)と思っていたんです 笑
ちなみに正解は"Tadapani"(タダパニ)
"『タ』しか合っていない 笑"
しかもタポバンは、インドの"Rishikesh"(リシケシ)で泊まっていた宿がある地区の名前
"まぁ、いっか!!!!笑"
みつる氏「危うくタダちゃんになるとこだったねー笑」
タポ「...」
ってなわけで、タポとのトレッキング始まり始まり〜
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途中の"Deurali"(デウラリ)という村で朝ごはんを食べることにした
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ブラックティー60ルピー(約60円)とミルクティー100ルピー(約100円)を注文
クッキーは持って来たんだけどこれがめちゃくちゃ美味しかった!
...トレッキングという特別な環境下だから美味しく感じたのかもしれないけど
ぜひ、この"Trekker's Choice"をお試しいただきたい
ネーミング的にも間違いないと思う 笑
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もちろん仲間のタポにもおすそ分け
...でも、タポさんのお口に合わなかったのか舐めただけで終了 笑
みつる氏は近くにいた他のワンにタポの食べ残しを与えてみた
するとパクっと美味しく食べてくれました 笑
タポ「私、ダイエット中なの」
タポは女の子
女の子ってこういう時期ありますよね 笑
その後30分ほど休憩をして再出発!
すると
"...あれ?タポがいない 泣"
さっきまで近くにいた気がするんだけど...
どこを探してもタポの姿が見当たらなかった
とっても寂しい気持ちになってしまったけど
このみっつは姿の見えないタポにありがとうと言って先へ進むことにしました...
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トレッキングでは荷物運びを仕事にしている人たちのことを"Porter"(ポーター)と呼びます
彼らはトレッカーの荷物や村への食料品などを運んだりしています
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何がすごいって歩くスピードがめちゃくちゃ早い
村にいたポーターが言っていたんだけど、その重さは25kgぐらいって言っていた!
このみっつの背負っているザックは5〜7kg
一周中の時で一番重い時でも20kg程度だったからね
しかも中にはビーサンを履いて運んでいる人もいた...
これはもう超人の域です 笑
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自然を肌で感じる
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下りのトレッキングは話も弾む〜
登りの時は無言になり聞こえるのは息切れした呼吸の音だけ 笑
でもタポがいないトレッキングはちょっと物足りなかった
『...タポがいてくれたらな〜』と、つい本音を漏らしてしまう
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断崖絶壁の所もあるから注意しないとね!
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広範囲に渡り石が積み上げられている場所にやってきた
その後、小さな村へ到着する
このみさん「あーーーーっ!!!!」
前方を歩くこのみさんが突然大きな声を上げた
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タポちゃーーーーんっ!!笑
なーんだ!先まで行っていたんだね〜!!
タポ「休憩が長いから先まで行っていたワンよ」
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そんなわけで再び二人と一匹のトレッキングが始まった
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アンナプルナトレッキングでは山奥に住む村人たちの生活を見ることができます
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おばちゃんはちょっと表情が強張っていたけど...
おばちゃん「シ〜!シ〜!!」
seeの単語を連発し、撮った写真を見ては満足げな笑みを浮かべていました 笑
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そして待ち受ける階段...ここもキツかったな〜
でもゴールの村までもう少し...と願いたいっ!!笑
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このみさん「もー!!タポちゃん早いよ〜」
階段の頂上ではタポが余裕の表情でこのみっつを待っていた
そして一息ついて再び歩き出す
するとタポもスッと立ち上がり先頭まで小走りでやってくる
このみっつとタポは固い絆で結ばれていました
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つ...着いた〜!!
ついに今日の目的地でもあるタダパニの村へ到着しました!
ちなみに時刻は11:35AM 笑
この時間だったらまだ先を目指すトレッカーは多いと思います
でもこのみっつは無理をせずトレッキングをしたいんです
そして宿のスタッフからは大抵『ランチ?ランチ??』って声をかけられます
こんな早くに到着して宿を探しているトレッカーはあまりいないんでしょうね 笑
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タポちゃんお疲れ様でしたー!!
ここまでガイドしてくれてありがとうね〜
ちなみに約6km...時間にして2h以上一緒にトレッキングしました 笑
タポとはまた明日の再会を約束して一旦バイバイしました
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今夜の宿は、こちら"Super View Top Lodge"!!
決め手は宿代とおばちゃんの雰囲気っ!!笑
このみっつ「一泊いくらですかー?」
おばちゃん「昨日の宿はいくらだったの?」
このみっつ「えっと...200ルピー(約200円)でした!」
おばちゃん「じゃあその金額で良いわ〜」
このみっつ「えっ?良いの!?やったー!!」
おばちゃん「その変わりランチも食べてね!...あと他の人には内緒よ 笑」
このみっつ「もっちろ〜ん!」
ってな感じで即決したわけです
もちろんシャワーもチャージも無料にしてくれましたよ!
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場所はここ
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部屋はこんな感じでトリプルを選びました
ツインもあったんだけど、どっちでもOKって言われたから何となく...笑
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さっとシャワーを浴びて、がっつり洗濯!!笑
早く到着するとシャワーも混まないし洗濯物も乾くし良いこと尽くめなんだよね〜
しかも昨日に引き続きダイニングには薪ストーブがありました
ちょっと狭いけど逆にそれがアットホームな雰囲気を出していたんだよね!
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料金表はこんな感じ
このみっつの泊まった部屋はハイシーズンだと800ルピー(約805円)もするみたい
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そして物価の変動はこのダルバートでチェックします 笑
今日も550ルピー(約555円)で昨日のゴレパニと変わりなしっ!!
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飲み物の料金も変わりなさそうだね〜
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ランチは安定のヌードルスープ250ルピー(約250円)
昨日はちょっと野菜が入っていたけど、ここは正真正銘の"THE ヌードルスープ"でした 笑
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レモンティー90ルピー(約90円)とブラックティー60ルピー(約60円)
そしてこのみさんはあることに気付く...
このみさん「ねーねー!ティーバッグ持ってくれば良かったねー!!」
みつる氏「...あっ!なるほど〜」
そう、ホットウォーターなら30ルピー(約30円)なんだよね 笑
ティーバッグだったら荷物にもならないし、これは結構な節約になりますね〜
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宿を経営している夫婦やトレッカーたちとのんびり過ごす時間
シンプルな生活に心身ともに満たされるこのみっつ
そう、体と言えば...
実はここ一ヶ月このみさんのお腹の調子が良くなかったんだよね
それがトレッキングを開始した直後からパッと良くなってダルバートも食べることが出来たんです
(ポカラにいた時はお腹の調子を考慮してダルバートを控えていました)
スペイン巡礼の時もそうだった
約50日間歩き続けたのに一度も体調を崩さず毎日快眠快便だった 笑
たまたまかもしれないけど、こういう生活リズム(環境)は本当に体に良いんだよね
お腹が治って飛び上がるぐらい喜んでいたこのみさん 笑
このみさんの元気な笑顔を見ることが出来て本当に良かった
ありがとうアンナプルナ
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"DAL BHAT POWER 24 HOUR"
ネパールではこんな言葉をよく目にする
正確には町で売っているTシャツにデザインされた言葉なんだけどね 笑
でもこれは本当だったんだなぁーってトレッキングをしながら実感しています
このみっつだってポーターだって毎日食べているネパールのスーパーフード"ダルバート"
色々な国でその土地の料理を食べてきたけど
このダルバートが一番好きかもしれない
見た目はインドのミールス/ターリーに似ているから最初は『どうせ同じでしょ』って思っていた
でも、全然違ったんです
そして何となく日本人の口に合う気がするんですよね
だから機会があれば是非食べてもらいたい
よろしくお願いします
"...よろしくお願いします!?笑"
なんだか良く分からない終わり方になってしまった!
(今ものすごい睡魔に襲われています 笑)
ってことで明日のトレッキングも全力で楽しみますよー!!
おやすみなさい〜
- Day3
Ghorepani to Poon Hill
標高:2,750m → 3,200m(+450m)
時間 / 距離:50m / 1.5km
Ghorepani to Tadapani
標高:2,750m → 2,680m(-70m)
時間 / 距離:3h45m / 7.9km
※休憩25分含む
[1日の流れ]
4:35 ゴレパニ出発
5:25 プーンヒル到着
6:15 再出発
6:45 ゴレパニ到着
7:50 再出発
9:20 デウラリで休憩
9:45 再出発
11:35 タダパニ到着
[宿泊施設]
Super View Top Lodge(宿C)
トリプル、トイレ・シャワー共有、部屋にコンセントなし
宿泊料金:200ルピー(通常は800ルピー)
※昼食と夕食を注文するという条件付き
オススメ度 ★★★★☆
[出費]
ブラックティー:60ルピー
ミルクティー:100ルピー
宿C 宿泊料金:200ルピー
宿C 昼食ヌードルスープx2:500ルピー
宿C 昼食ブラックティー:60ルピー
宿C 昼食レモンティー:90ルピー
宿C 夕食ダルバートx2:1,100ルピー
合計:2,110ルピー(約2,130円)
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みなさん良いアンナプルナトレッキングを♡
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