LOOK FEEL FREEDOM 〜自由に世界一周〜
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- May. 17, 2018
- アンナプルナトレッキング in ネパール!Day5〜調子に乗って歩き過ぎた日〜
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5:30AM、サンライズを見るためにいつもより少し早い時間に起きる
だが雲が邪魔をして赤く染まったアンナプルナ山脈の姿見ることは出来なかった
それでも目の前に広がる世界は絶景だった
部屋から一歩出ると目の前がコレですからね 笑
ちなみに昨日はTシャツ一枚で寝ました
布団がフカフカでとっても暖かかったんだよね!
っことで、アンナプルナトレッキング五日目の朝を迎えました
おはようございまーす!!
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お気に入りのガラス張りダイニングで朝食をいただく
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朝から麺?って思うかもしれないんだけど、これがまた意外にイケる 笑
塩分もしっかり補充しないといけない...というか体が欲しているんだよね!
しかもここのヌードルスープはなんとサンドイッチ付き!!
合う合わないは別として...笑、こういうちょっとしたサービスがあるのも嬉しいよね〜
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朝食の途中だったけど、みつる氏は急いでダイニングルームの外へ出た
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聞こえてくるのは鳥の鳴き声や自然の音だけ
このみっつは大自然の中で贅沢な時間を過ごしていました
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時間が経つにつれ様々な場所から姿を表すアンナプルナ山脈たち
この宿は、そしてここ"Chhomrong"(チョムロン)は美しい景色が堪能できる最高の村だった
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そして出発の時間!
後ろでカップ片手に壁にもたれ掛かっているおっちゃんがこの宿のオーナーで
その横でジャケットを持っているのがガイドさんですね
この宿に宿泊していたもう一組は大柄な欧米人トレッカーと小柄なネパール人ガイドさん
そして昨日の夜、リビングルームに一人でやってきたガイドさんとこんな話をしました
ガイドさん「今日はどこから来たんだい?」
このみっつ「えーっと、タダパニです!」
ガイドさん「一緒だね!チョムロンまでどれぐらいかかったの??」
このみっつ「確か...4hはかからなかったかなー?」
ガイドさん「何だって!?君たち中々早いね〜」
このみっつ「へへへ 笑」
ガイドさん「明日はどこまで行くんだい?」
このみっつ「"Dovan"(ドバン)っていう村です!」
ガイドさん「おっ!一緒だね!...そうだな、君たちなら5〜6hで行けるはずだ」
このみっつ「なるほどー!分かりました!!」
ガイドさん「僕たちはきっと7〜8hコースだよ 笑」
このみっつ「(...あっ、トレッカーの人は結構体が大きかったからなぁ)」
ガイドさん「じゃあ、また明日もお互い頑張ろうね」
このみっつ「はーい!おやすみなさーい」
ってことでガイドさんにアドバイスをもらったこのみっつ
今日は4〜5hのトレッキングになる予定だから気合を入れて出発することにしました!
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- Day5
Chhomrong to Dovan
MAPS.MEさん...ちょっとハイペース過ぎません?笑
本当に3.5hで行けるのかなぁ 笑
まぁ、あくまで目安なのであまり気にしないで自分たちのトレッキングを楽しみますよー!!
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出発してすぐチェックポストのオフィスがありました
みつる氏「また数日後この場所に戻ってくるのか...」
そう、最初の目的地であったプーンヒルを周ったこのみっつは
現在もう一つの目的地である"ABC"(アンナプルナベースキャンプ)を目指しています
ABCに行くためには、このチョムロンを通過する必要があるため
帰りは必然とこの場所に戻ってくるというわけなんですね〜
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ってことで、ドバンに向かってレッツゴー!!
このみさん「うわぁーウシさんの糞だらけだよー!!」
華麗なステップで糞をかわしながら石造りの階段を下っていく
今日は天気が最高に良かったから本当に気持ちが良かった!
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視界には雪化粧したアンナプルナ山脈
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可愛い子羊が見送ってくれた
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ワンに触れて元気をもらう
この黒と茶のワンが本当に多いんだよね〜
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そうそう、洗濯物が乾かなかった時はザックに括り付けて歩きます 笑
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長く続く下りの道が終わる頃、目線の先に大きな吊り橋が現れました
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写真右上に米粒のようなトレッカーたちが上に向かって登っている姿が見えますかね?
そう
"大っ嫌いな登りです 笑"
まぁ、特に嫌っているのはこのみさんね 笑
みつる氏はそこまで嫌いじゃない...というか、そもそもこれはトレッキングで山を登るものだし...
って言うと、このみさんはちょっと不機嫌になるのでこの辺で切り上げます 笑
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米粒がどんどん大きくなっていく...
さぁ!登りが始まりますよ〜このみさんっ!!笑
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...長かった
そしてこのみっつは20人ぐらいのトレッカーたちをごぼう抜きした
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山奥の村に住む人たちが見せてくれる素の表情
こんな光景を見せてくれたら疲れも吹っ飛びますよね
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このみっつ「ナマステ〜」
ポーターさん「ナ〜マスティッ!」
息が切れている時は挨拶をするのも体力の消耗に繋がります
それでもポーターさんは元気良くナマステ〜って返してくれるんだよね!
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そう言えば南米のチリでパイネトレッキングをした時がトータル四日間だった
今日で五日目だからトレッキングの最長記録を更新しましたね!
ちなみにWi-Fiは今のところ一回も使用していません
この後も使う予定はないんだけど、本当は緊急時のことを考えて繋いだ方が良い気もするんだけどね...
まぁキューバに行った時は一ヶ月間、一切Wi-Fiを使わなかったけどね 笑
日本にいたら中々出来ないけど...やってみたら割と簡単ですぐに順応出来ると思います
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この先、歳をとってもこのみさんと一緒に歩きたいなぁ
その時はトレッキングじゃなくてスペイン巡礼が良いかな
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目の前に石の階段が現れた
このみっつはスイスイ下っていく...そしてあることに気付いた
みつる氏「これ、数日後に逆に登るってことだよね?笑」
このみさん「うん...」
先のルートが分かっちゃうって...何だか嫌だねっ!!笑
そしてみつる氏は途中まで降りたところで後ろを振り返ってみた
みつる氏「(...ここ絶対に戻りたくないーーーーっ!!笑)」
さっき登りはそこまで嫌いじゃないって言ったけど...前言撤回しますね 笑
このみさんゴメンね、やっぱりみつる氏も登りが大嫌いです
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"Bamboo"(バンブー)という村に着き、束の間の休息
そう言えばバンブーという名前だけあってこの辺りは良質な竹が至る所に生えています
折れた竹が結構落ちているので、ストック代わりの相棒を探している人がいたらここで出迎えてあげてくださいね 笑
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ニワトリさんにもオレオをおすそ分け
美味しそうに食べるから何回もあげてしまった
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当たり前だけど休憩ってやっぱり大事
疲れて重くなった体がスッと軽くなるんだよね!
喉の渇きやお腹も満たされるしね〜
ってことで、疲れがリセットしたこのみっつはどんどん先を目指すことにした!
この時点でチョムロンを出発して3hが経っていた
そしてこの日はエネルギーが体から溢れ出るほど元気一杯なこのみっつだった
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このみさん「あれ...ドバンに着いちゃったね 笑」
みつる氏は腕時計を確認する
"なんとチョムロンからの所要時間は4h程度だった!!笑"
『君たちなら5〜6hで行けるはずだ』と、ガイドさんにかけられた言葉を思い出す
"このみっつ、プロに転向しますっ!!!!笑"
トレッキングにプロもアマチュアもないと思うんだけどね 笑
まぁ早く歩けば良いっていう問題でもないし、むしろ標高が高いからゆっくり歩くべきなんだよね
そう、ドバンを目的地に設定していたのは"高山病"を気にかけていたからなんです
それなりにゆっくり歩いていたつもりなんだけどなぁ
出発したチョムロンの標高は2,170m
ここドバンは2,370m、そしてその先の村は3,270m...
ってことで一気に1,000m上げるのは体にも負担がかかるし高山病になるリスクも高くなる
だから次の村ではなく、その手前のドバンを目的地にしたんですよね
"でも、行っちゃった 笑"
このみさんの『...どうする?行っちゃう??』の一言に火がつきました
アドレナリン放出中のこのみっつの体は止まることを許さなかったのです 笑
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- Day5
Chhomrong to Himalaya
ってことでプランを変更しまーっす!!
ちなみにドバンにあった看板を見ると次のヒマラヤまでは2hと書かれていた(...気がする)
でもこのみっつのペースはこのMAPS.MEが算出したデータに結構近いんですよね
ってことで1hもあれば着きそうな感じですね!
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このみさん「1hなんて余裕だね〜」
みつる氏「ヒマラヤって名前の村だし記念に泊まっておきたいよね」
みつる氏はちょっと良く分からない理由を挙げていたけど
とにかくヒマラヤの村を目指すことにした
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はい、予想した通りの1hジャストでヒマラヤに着きました 笑
そしてこのみっつは到着早々あることに気付く...
なんと、ここは外周30秒の小さな村だったのです!!笑
宿は二つしかなかったけど、それなりに建物は大きいし部屋のドアは全て開いていてまだ空きがある様子でした
外のスペースではたくさんの人たちが休憩していたけど、ほとんどが上から降りてきたトレッカーだと後で気付く
そして一つ目の宿を訪ねる
オーナー「料金は400ルピー(約405円)でシャワーもチャージも有料だよ!」
このみっつ「(ぐぬぬ...料金も上がっているし遂に有料エリアまで来たかー)」
シャワーやチャージが有料になることは分かっていた
ABCまでのルート上にある宿は、トレッカーでひしめき合うことは百も承知
宿の数も限られているから自然と部屋は埋まっていくんだよね
だから無料サービスにする必要はないってことなんです(...と予想している 笑)
オーナーA「ちなみに後1部屋しか空いていないからね!」
"な ん だ っ て ! ? 笑"
そして部屋を見せてもらう
通されたのはジメッとした下の階にある、お世辞にも綺麗とは言えない部屋だった
...まぁ十分すぎる部屋なんだけどね!笑
トレッキングに来ているわけだし一晩寝るだけだからね〜
このみっつは念の為もう一つの宿を確認するべく一旦その宿を後にした
そして空き部屋があるかどうか聞いてみると
オーナーB「今日はフルだよ」
"戻れーーーーーーーーっ!!!!笑"
このみっつは急いで一つ目に行った宿へ戻りチェックインをした 笑
部屋がどうとか...有料がどうとか...四の五の言ってる場合じゃないっ!!!!
こんな僻地の標高3,200m越えの場所で野宿なんてしたらイエティに襲われますからね 笑
...まぁ先の村まで行く選択肢もあるんだけど...さらに1hぐらいかかるし
ってことで何とか今夜の宿を確保したこのみっつ
周りを見渡しても他の宿泊客らしきトレッカーは誰もいなかった
オーナーに聞くと今夜はビッググループの予約があると言っていた
"あっぶねーーーー!!!!笑"
みなさん、アンナプルナをトレッキングするときはビッググループに気をつけましょうね!
...まぁ、気を付けようがないんだけどね 笑
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そんな思い出のあるヒマラヤで泊まった宿は
こちら"Himalaya Guest House & Restaurant"でございます
(ここには二軒しか宿がないので場所を示すマップ画像は省きます)
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まるで独房のような...笑
まぁ部屋のクオリティはさておき、問題はその寒さなんです!!
ここは3,200mを越えていますからね
昨日まで感じていた体感温度とガラッと変わりました
そしてシャワーは有料なのでもちろん使わなかった!
ついにウェットティッシュの出番です〜
と言ってもその寒さからか体はベトついた感じもなくサラッとしていました
チャージも同じく有料なので使いません
シャワーはどうでも良いとして、題はカメラのバッテリーですね!
これだけは有料でもチャージしないわけにはいきません
昨日のチョムロンでカメラもスマホも全てフルチャージ済みだから
しばらくは大丈夫だと思うんだけけどね
ってことで皆さんも無料で出来る場所があれば小まめにチャージを心がけましょう〜
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秘技、置き乾燥っ!!
朝の時点で乾いていなかった洗濯たちと今日の分を日差しのもとに置く
熱々の石の上だから一瞬で乾きました!
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"Dal Bhat"(ダルバート)は570ルピー(約580円)
昨日のチョムロンから90ルピー(約90円)も値上がりしていますね!
...と言ってもまだまだ許容範囲ですね
お腹が空いたからランチでも食べましょうかね〜
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"Veg. Fried Noodles"(ベジフライドヌードル)420ルピー(約425円)は見た目通りの味だった 笑
このみさん「モグモグ...あれ?あの二人組はここに向かう途中に抜かしたトレッカーさんだね」
みつる氏「うんうん!確かにあの二人だったね〜」
"宿、予約しているよね?泣"
そう、このみっつはこのヒマラヤの宿状況をすべて把握しているのだ
最後の一部屋はこのみっつが入ったからもうこの場所には泊まれる部屋がないんだよね...
女性二人組の一人は外の石段の上に腰をかけて疲れた表情をしていた
そしてもう一人がザックを背負ったまま宿の中へ入っていく...
このみっつ「(...どうか予約していますようにっ)」
そして中に入った女性が宿から出てくる
彼女は少し笑いながら舌をペロっと出す仕草をした
このみっつ「(...あぁ、予約していなかったんだー!!)」
もう一軒の宿に行くも結果は同じ
二人組はしばらく休んだ後、さらに上を目指して登って行った
部屋の中にいると寒かったので暖かい外のスペースでくつろいでいたこのみっつ
先ほどのような悲しい光景をこの後何組か見たのは言うまでもない
そう...
"調子に乗って歩きすぎると、こういうことになる可能性があります"
このみっつは本当にラッキーでした
一部屋空いていて本当に良かった...後から来たトレッカーたちには申し訳ないけどこれも仕方ないこと
色々なことに感謝をしながらこのみっつはヒマラヤで一日の疲れを癒すことにした
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一日の締め、ダルバートをいただく
緑の野菜がないシンプルなダルバートだったけど、3,200mで食べる食事は格別です
寒かった体も暖まったところで、このみっつはこの日も早めに就寝することにした
そして独房へ戻る
このみっつ「(うぉーいっ!!なんじゃこりゃーーーーっ!!!!)」
部屋に入ったこのみっつは小声で叫んだ
薄い板で仕切られた壁から漏れる幾つもの細い光
隣の部屋から差し込むその光は幻想的にも見えた
"そんな綺麗ごと言ってる場合じゃねぇっ!!笑"
壁は幅10cm程度の細長い板が縦に並べられている感じ
うん、隙間だらけに決まっているよねっ!!笑
チェックインした時はまだ明るかったし、隣の部屋には誰もいなかったから全く気付かなかったんだよね
念のため壁の隙間を覗いてみると...
"...丸見えやないかいっ!!!!笑"
しかも良く見たら卓球のボールがすっぽり入るぐらいの穴も開いていました
"お隣さ〜んっ!隣に越してきたこのみっつと申しまーす!!"
挨拶にタオルのギフトを持っていくかどうか迷ったけど
今日はもうこんな時間なのでお隣さんへの挨拶は明日に改めることにしました 笑
こんなワンダフルな経験、最高じゃありませんか?
アンナプルナトレッキングで思い出を作りたい人はぜひヒマラヤゲストハウスへお越しくださいね 笑
このみっつは卓球ボールサイズの穴にそっとティッシュを詰めたあと
電気を消し小さな声で『おやすみなさい〜』とお隣さんに言いました
- Day5
Chhomrong to Himalaya
標高:2,170m → 3,270m(+1,100m)
時間 / 距離:4h50m / 12km
[1日の流れ]
7:15 チョムロン出発
9:50 バンブーで休憩
10:20 再出発
11:05 ドバン通過
12:05 ヒマラヤ到着
[宿泊施設]
Himalaya Guest House & Restaurant(宿E)
ダブル、トイレ・シャワー共有、部屋にコンセントなし
宿泊料金:400ルピー(通常の料金不明)
※夕食を注文するという条件付き
※シャワーは追加150ルピー
※チャージは追加100ルピー
オススメ度 ★★★☆☆
[出費]
宿D 朝食ヌードルスープ:200ルピー
宿D 朝食ミルクティー:80ルピー
ミルクティーx2:160ルピー
宿E 宿泊料金:400ルピー
宿E 昼食ミルクティーx2:180ルピー
宿E 昼食ベジフライドヌードル:420ルピー
宿E 夕食ダルバートx2:1,140ルピー
宿E 夕食ミルクティー:90ルピー
宿E 水1リットル:120ルピー
合計:2,790ルピー(約2,810円)
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みなさん良いアンナプルナトレッキングを♡
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