LOOK FEEL FREEDOM 〜自由に世界一周〜
- タンザニア編 RSS
- Oct. 10, 2016
- ダルエスサラームで過ごす日々〜タンザン鉄道と生地とカレー〜
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タンザニアのモシから
"Kilimanjaro Express"(キリマンジャロ・エクスプレス)という会社のバスで
向かうは"Dar es Salaam"(ダルエスサラーム)!!
出発したのは40分遅れの、8:40AMでした
ただでさえ夕方に着く予定だったのに...
"暗くなる前に着きたい"
これがこのみっつたちの切なる願いでした
そうそう、ここからはミカさんという女性の方と行動を共にすることになりました〜
ミカさんとはケニアの宿、"ニューケニアロッジ"でお会いしていた方
偶然モシで再会し、同じく南下するルートだったので
一緒に行きましょう〜となったんですね!
で、ダルエスサラーム行きのバスが多く止まるターミナルは
"Ubungo Bus Terminal"(ウブンゴ・バスターミナル)という所
ですが、このみっつが選んだバス会社キリマンジャロエクスプレスは
自社のバスターミナルがあるので、そこで降ろされます
といっても、ちょっと中心地よりに進んだ所にあるだけなので
さほど違いはありませんかねー
そして到着したのは、7:00PM
そう、ここは...
-
"暗 黒 の 闇 に 包 ま れ た ダ ル エ ス サ ラ ー ム ! ! 笑"
なんということでしょうか...
あれだけ恐れていた夜に到着してしまうなんて...
"完 全 に や っ て し ま い ま し た"
でも、そんなことを言っても始まりません
とにかく、"宿"という名の安息の地へ向かわねばいけません!!!
タクシーの客引きたち「タクシー?タクシー??」
"絶 対 に 乗 る も ん か ! ! ! ! 笑"
そう、あれだけ危険視されている"タクシー強盗"のエサになんてなるものですか!笑
もう、周りのすべての人が怪しく見える 笑
ただならぬ緊張感が一行を包んでいました
まず宿へ向かうには、"ダラダラ"と呼ばれる"相乗りバス"に乗らなければいけません
だが...
みつる氏「...だれか、ダラダラってどういうものか知ってる?」
このみさん&ミカさん「...」
"誰 も 知 ら な い と い う 笑"
そう、全員そのポイントを見過ごしていました
ダラダラが一体どんな形をした乗り物なのか分からない...
バスを降りた目の前は大通りになっていて
ダラダラはこの大通りで捕まえるっぽいんですけど...
なんとなーく立ち尽くしているのはいいんですが
もう辺りは真っ暗なので、急いでダラダラを捕まえなければいけません!!
仕方なく一人の男性に聞いてみると...
"あそこの角で待つといいよ"、そう言われ
このみっつたちは、ウブンゴバスターミナル方面へ数メートル歩きました
-
その場所がこちら
ちなみに、一つ前にアップした暗闇の中の写真が実際の場所です
そして、その写真の右側に写っている赤いポロシャツのおばちゃん
(もはや赤なのか定かではありませんが 笑)
彼女は、同じバスでミカさんの隣に座っていた方だったんです
10hも隣りで座っていたので、若干顔見知りになっていたミカさん
近づくとおばちゃんもこちらに気付きました
安堵の表情を浮かべるこのみっつたち
おばちゃんに尋ねてみると、なんと彼女もダラダラを待っているという!!
"な、なんたる偶然!"
さらに、目指す宿がお互い近いため同じ行き先のダラダラに乗ることが判明!!
"き、き、き、奇跡!!"
このみっつたち「おばちゃ〜ん!!!!泣」
もうこれは完全におばちゃんに頼るしかない!!!!笑
運命のすべてをおばちゃんに託しました
しかし待てど暮らせど、目的の行き先へ行くダラダラが来ない...
結構すぐ来るイメージだったんだけどなー
待つこと10分
おばちゃん「あなたたち、ちょっとここで待っていなさいね〜」
そう言われ、おばちゃんは少し遠くまで早歩きで去っていった
取り残されたこのみっつ
このみっつたち「(...おばちゃーーーーん!!!!泣)」
3人を置いて行かないでと...一刻も早く戻ってきてくれと...笑
すると、"POSTA"(ポスタ)行きのダラダラが目の前をゆっくり通過した
このみっつたち「あ、来たよ!おばちゃーーーーーーーーん!笑」
そう、乗りたかったのはポスタ行きのダラダラだったんです
-
ちなみに乗った時の下車ポイントはこの辺り
宿のギリギリ近くまで行ってくれるわけではないので
ドライバーか車内の集金係に、"ここで降ります!"と告げて降ろしてもらいましょう
そう、これがこのみっつたちが描いていた最初のプランだった
そしてそのプランは、誰もが予想出来ぬ展開へと変わっていた
-
"は い、 タ ク シ ー に 乗 っ て ま す 笑"
な、なんということでしょうか...
あれだけ恐れていたタクシーにまさか乗ることになるなんて...笑
実はおばちゃん、あの時タクシーを呼びに行ってみたい
おばちゃんがタクシー強盗の存在を知っているのかどうか定かではない...
というか、そんなことを言っている暇はなかった
おばちゃん「安心して!!大丈夫だからこれに乗って行きましょう〜」
このみっつたち「おばちゃん本当に大丈夫〜!?泣」
半信半疑のままタクシーへ乗る
涼しい車内...バスターミナルに降りてそのままタクシーで宿まで向かう
これは一番楽チンでビップな行き方
やむを得ない場合以外は、こんな行き方はしないですね〜
1h程度なら歩くし、乗ったとしてもローカルで安い乗り物だし
そんな話や、"もしや、おばちゃんとタクシー運転手がグル...?"
なんて冗談まで話していました
そうこうしている内にタクシーは宿の目の前にたどり着いた
このみっつたち「無事着いた〜!!!!泣」
おばちゃんに何度も何度もお礼をし、手を振って見送りました
代金はおばちゃんが払ってくれましたし...
いやー、本当におばちゃんに助けられました
ありがとう!おばちゃん!!
-
到着したのは、ここ"Econo Lodge"(エコノ・ロッジ)という宿
さぁ、チェックインしましょうかね!!
このみっつたち「トリプルの部屋空いていますか?」
スタッフ「何泊の予定ですか?」
このみっつたち「たぶん...一週間ぐらいです!」
スタッフ「...すみません、明日以降フルです」
このみっつたち「うっそーーーーん!!!!」
こんな感じのやり取りが、テンポよく決まった 笑
そして、まさかの展開に驚くこのみっつたち
しかし、どうにもこうにもこの状況は変わらないので
とりあえず一泊だけして、次の日の朝に宿を探すことになった
ファン付きかエアコン付きか選べたのですが
もちろん値段が安いファン付きの部屋をチョイスしました
トリプルの部屋は広くて、結構快適でしたね〜
朝食はトースト2枚とスイカ、コーヒーまたは紅茶でした!
Wi-Fiは、1Fレセプション前のロビーのみでが使えました
ネットで他の宿情報を収集して、"Safari Inn"(サファリ・イン)という
エコノロッジからも近く、さらには設備も同じような感じということで
その宿に決めて一先ず向かってみることにしました〜
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ほら、こーんなに近い!笑
このみっつ「すみませーん!トリプルの部屋は空いてますかー?」
スタッフ「フルです」
このみっつ「え!?ダブルとかも??」
スタッフ「ノー...フルです」
出鼻をくじかれたこのみっつたち
まーこういうこともあるよね〜ってことで次の宿へ
"Holidey Hotel"(ホリデイ・ホテル)という、これまたこの界隈にあるホテルへ
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場所はこちら!
このみっつ「すみませーん!部屋は空いてますかー?」
スタッフ「ノー...フルです」
"一 体 こ の 街 で 何 が 起 こ っ て い る と い う の か 笑"
その後、数軒ほどまわってみましたが...
"す べ て フ ル で し た 笑"
そしてあることに気がついた
レセプションのスタッフたちは、口を揃えてこう言っていたんです
"10月14日までフル"と
これは明らかに何かがある!!笑
聞いてみたところ、その辺りの時期に『政府の要人が来る』とのこと...
(たしか、インドって言っていたような...)
極め付けは、このエコノロッジ周辺はインド人街が近いんです
なのでこの辺りのホテルを独占しているのは、その関係者ということですね...はい
不測の事態です...
まーでも、これはさすがに予想出来なかったですし
一泊でもエコノロッジに泊まれて良かった〜ってことで!
あんな夜中に突き返されていたら、それはそれで危険でしたからね...
ってことで、ちょっと場所を離れて
これまたパックパッカーさんがよく利用されている"YWCA"という宿へ向かってみました
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はい!無事チェックイン〜
何なら、結構部屋は空いている感じでしたねー
やはりあのエコノロッジ周辺が異常だったんでしょうかね?
とにかく無事一週間ほどの宿を確保できたこのみっつたち
ちなみに、YWCAにはWi-Fiはありませんでした
朝食は、パン2枚とゆで卵とスイカに、コーヒーまたはチャイです!
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ってことでバックパックを下ろして、ランチがてらに街散策!
ここは宿からも近くて、水やジュースやアイスなどが売っている商店でした
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なんと、1.5リットルの水が700TZS(約30円)という破格の値段
タンザニア入って一番安かったです!!
ちなみにアイスも1,000TZS(約50円)からありましたー
(さらに安いのもあったような...)
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ここは中華料理屋です
正直言うと...中々美味しいです!というか結構好きな味!!
安く食べられるのがチャーハン系や麺系ですね〜
10,000TZS(約470円)程度で食べることができます
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これはランチメニューの麻婆豆腐!
ランチ以外で行くと、20,000TZS(約950円)ぐらいでするのですが
それが半額の10,000TZS(約470円)になります!
味も文句なし〜
ただランチメニューなのに、このメイン料理のみなんですよね
ライスとかスープとか付いていたら、もっと良かったのになー
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牛肉と野菜を炒めた...なんて名前だったかな?
でもこれが絶品でした!
牛肉が柔らかくて、味も抜群で本当に美味しかったんです!
同じくランチで10,000TZS(約470円)で食べられます
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ダルエスサラーム滞在中、足繁く通ったこのお店
そこで奇跡の再会があったんです
それが一番左端の彼女
そう...
"あの夜、このみっつたちをタクシーで送り届けてくれたおばちゃんです!!"
おばちゃんの名前は、ジュリエット!
たまたまこの中華料理屋に入ったんだって〜
ここはエコノロッジからも近いし、おばちゃんの泊まっていたホテルも近いしね!
おばちゃんは、タンザニアのモシ出身で
今はケニアのナイロビに住んでいるんだってー
今回はちょっとした旅行でダルエスサラームに来たみたい
日本にも行ったことあるんだってさ!
あ、とあるシーンを再現しますね 笑
このみっつたちの話をしていた時のこと
このみっつ「今は世界を周っていて、日本を発ってからは一年ちょっと経ったよ!」
するとおばちゃんは、きよし師匠のように目玉が飛び出そうなぐらい目を見開き
こんなリアクションをとった
おばちゃん「はぁ...?、はぁ...?」
アゴが外れそうなぐらい、口を二回に分けて開きました 笑
おばちゃん的にかなり驚いた様子でした
おばちゃん曰く、そんな長期で旅行している人なんて聞いたことないと...
というか海外旅行自体が珍しいらしい
バックパッカーの方々で2年や4年以上なんて人にも会っていますし
そんな人のことを話したら、おばちゃん倒れちゃっていたかもなー笑
このみっつ「でも、おばちゃんはかなり海外旅行に行ってるよね?」
おばちゃん「...私はね、皆んなと変わっていることをするのが好きなのよ」
そう言って、店内を見渡し自分の腕を指差した
おばちゃん「ほらね?ここには肌の黒い人なんていないでしょ?」
店内はこのみっつたち日本人以外、中国人のお客さんたちでひしめき合っていました
なんだかその言葉がカッコ良かった
忘れられない一言だった
うん、それにしても
こういう出会いや再会があるから旅は面白いんですよねー
-
そうそう、このみっつはケニアのお金"ケニアシリング"がそれなりに残っていました
今までであれば、すれ違う旅人(これからケニアに行きます!)みたいな方と
いい感じに交換していたのですが、ここアフリカでは南から北上してくる人と会わない 笑
なので、普段はあまり利用することがないのですが
両替所に行ってタンザニアシリングに変えちゃおう!ってなったわけです
(もちろんレートが良かったらの話ですけど)
幾つか両替所を覗きましたが、一番レートの良かったこのピンの所へ行きました
レートの一覧を見てみると...
【Kenya(KSH): 21】
と書かれていました
つまり、持っているケニアシリング × 21 をすれば
変えてもらえるタンザニアシリングの額が分かるわけですね!
持っていたケニアのお金は、ちょうど"10,000KSH"(10,238円*)
(*...1KSH:1.0238円 / 2016年10月10日時点[アプリ"XE.com"より])
計算してみると...
10,000KSH × 21 = 210,000TZS(9,982円*)
(*...1TZS:0.0475円 / 2016年10月10日時点[アプリ"XE.com"より])
持っていたアプリから、ケニアシリング → タンザニアシリングのレートを見てみると...
"10,000KSH" → "214,437TZS"(10,238円*)
(*...1TZS:0.0475円 / 2016年10月10日時点[アプリ"XE.com"より])
ほほう!
悪くないですね!!
まぁ、もちろんケニアシリングを下ろした時のレートだったり
手数料だったり利息分だったり...
色々なことを含めるとまた違ってくるんですけど
まーその辺は抜きにしても、中々のレートってことで気持ちよく両替をしました
他の両替所では、20掛けが多かったからここを見つけてよかったー
(ここを発見したのは、このみさん!お手柄です!!)
そしてですね...
さらに両替ミッションは続きます!
そう、実はこのあとの大きなルートとして
"TAZARA"に乗ってザンビアという国を目指します!
TAZARAとは、通称"タンザン鉄道"と呼ばれていまして
タンザニアのダルエスサラームと、ザンビアのカピリムポシを結ぶ鉄道で
全長は1859km!2泊3日の旅!!
で、色々調べていると...
ザンビアの国境あたりで、両替商の方が車内に乗り込んでくるとのこと
車内には食堂もあって、もちろん現金が必要なのですが
ザンビアの国境を越えると、それらの支払いがすべてザンビア通貨(クワチャ)になるんだって!
もちろん終点のカピリムポシに着いたら
交通機関を利用するため、クワチャが必要になりますからね
ってことで、両替商と必然的に両替をしなければいけない訳です
だが、しかし
レートがめちゃくちゃ悪いとのこと...笑
まぁ、そりゃここでしか両替出来ないとなれば強気に出て来ますよね
実際のところはまだ分からないのですが
レートが良いということは恐らくないでしょうね!
ちなみにネット情報によれば、両替商は国境を越える前と後で2回乗ってくるそうです
国境を越えた後の方が、レートが良いらしいです...
なーのーでっ!!!!笑
ここ、ダルエスサラームにいる時点でクワチャを用意しておきましょう!
先ほどの両替所ではクワチャの取り扱いがなかったので
両替所のおばちゃんに教えてもらった別の所へ行ってみることにしました
-
先ほどの両替所から南東に進んだこちら
-
外観はこんな感じ
(さっきの両替所には銃を持った警官がいて撮りずらかった...笑)
中に入ってレートの一覧を見たり、おばちゃんに色々聞いてみると
USドルが強くて、これは中々良い両替になりそうです!!
(1USドル:9.8611ZMW / 2016年10月10日時点[アプリ"XE.com"より])
なるほど...一先ずアプリで見てみたところ
1USドルは、約10クワチャって感じでした!
計算がしやすくいいですね〜
このみさん「ねーねーおばちゃん!100USドルだと、クワチャはいくらになるー?」
おばちゃん「...そうね、これぐらいよ!!」
おばちゃんから渡された電卓を見てると
そこには、"1,040"という数字が表示されていました
このみっつ「(...おっ!全然いいじゃーん)」
アプリで確認していたレートより良かったんです!
ってことで、とりあえず100USドルを"1,040ZMW"に両替しましたとさ!
ちなみに、USドルからタンザニアシリングへも良い感じのレートだったので
追加で200USドルを、"435,800TZS"に両替しました
先ほど、ケニアシリングから変えていたのですが
それでも最初からタンザニアシリングが足りなかったんです
なので、ATMで下ろすよりもUSドルから両替した方が明らかにお得だったので
一気にゲットした次第です!
-
そしてこの日はみつる氏の誕生日!!
なんと、カネコさんにさばいてもらったマグロ!
バースデイマグロです!!!!笑
実は、宿"YWCA"に到着した日にカネコさんという
ダルエスサラームにお仕事で来られている方に会っていたんですね
で、みつる氏が誕生日と聞きつけて
近くのフィッシュマーケットに自ら足を運んでいただき、マグロを買ってきてくださったんです...
これ、小皿じゃなくて大皿です 笑
ものスゴイ大きいサイズのマグロを豪快に、惜しげもなくさばいていただきました
油のたっぷりのった身に、キッコーマンの醤油
そしてワサビや生姜、さらにはニンニクまで!!
これぞ"お刺身"!!!!
久しぶりの生魚を食べて感激しました...
本当に美味しかったです!!
そして、夜にはミカさんからサプライズでケーキもいただいちゃいましたし
お二人からお祝いしてもらって本当に嬉しかったです!
ありがとうございました!!
...あれ??
このみさんからは?笑
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さて、ダルエスサラームに到着して土日を過ごしたこのみっつ
向かうは"タザラ駅"(タンザン鉄道の駅)!!
到着して、すぐさまチケットを購入しに行きたかったのですが
土日はどうやら休みとの情報がネットに上がっていたので待っていたわけです
ちなみに、電話でも買える??らしいのですが
実際に、同時期にそれを試みていた方にお会いしたところ
"電話は一切繋がらなかった 笑"とのことでした
停電とか...何かタイミングが悪かったのでしょうか?
いずれにしても、直接行くのが一番トラブルも少なく確実ですかね〜
-
タザラ駅へのダラダラは、この"Mnazi Mmoja"という場所から乗れます!
これで、"ンナジ・モジャ"って読むみたいです
車体から体を乗り出している集金係に、"タザラ??"って聞くか
車体の横を見れば"TAZARA"って書いてあるので
それに乗ってタザラまで向かいましょう!
渋滞がなければ20分ぐらいで着くと思います
料金は400TZS(約20円)という安さ!
あ、初めてダラダラに乗りました〜
ダルエスサラームのダラダラは、マックス50人ぐらいが乗れるミニバスです
もちろん通路にもバンバン押し込まれるので、一応スリなどの被害にも気をつけた方がいいですかね
ちなみに、ここは始発っぽいので
しばらく待っていれば座ることは可能だと思います
ダルエスサラームでも"ダラダラ詐欺"があるのか分からないのですが
基本、乗車料金の支払いは、出発してしばらく経った時に集金係が車内を回ってくるので
その時にお金を渡します
もちろん、"お釣りない詐欺"で通常より多く支払ってしまったり
"お釣りは後で〜"的な感じで、結局返してもらえなかったり
そんな感じで、どこの国でもよくあるこの手口
予防のためにも、予め少額のお金は準備しておいた方がいいですかね
ちなみに、"ダラダラ詐欺"とは
乗車後に、集金係と称した男が乗ってきて乗車金の支払いを要求してくるというもの
正直なところ、集金係も制服を着ているわけでもなく
誰が誰なんだか見分けを付けられないんですよね
お金を支払ってしまい、乗車後しばらく経ってから
本物の集金係がやってきて事態が発覚するという、これが詐欺の一連の流れ
被害に合わないためには
"集金係への乗車金の支払いは、必ず出発後に行われる"
このポイントだけ、しっかり押さえておけば大丈夫です
大きなバックパックなどを持っていた場合、"荷物代"と称して
少し料金を上乗せしてくることもあるようですが
これは仕方ないと思いますので、個人的には支払っても良いと思っています
2倍の料金を請求されても、"800TZS"(約40円)...
実際、その瞬間になると..."え!?なんで??"
と、目くじらを立てる場面もあるんですけど
後々考えてみると大した金額じゃなかったなーって
なので、そこまでボッたくられる感じでなければ
大人な対応で行きたいところですね
とにかく、乗車後にとやかく言われても
"お金は後で払うよ"と、言ってその場をやり過ごしましょう
"今すぐ払え"というのは、完全に偽物です 笑
偽物の集金係は、出発間際に降りていきますので〜
はい、こんな"ダラダラ詐欺"ですが
実際は、ここから少し離れた離島"Zanzibar"(ザンジバル)という場所で頻繁に発生しているとのこと
何れにしても、詐欺を含め色々な被害に合わないために
冷静な判断を常に心がけていきたいところですね
-
ダラダラは、目的地の"タザラ駅"を少し通りすぎた所で停車しました
駅は閑散としていて、人もチラホラ
-
このみっつたち「すみませーん!金曜発の1等車、空きはありますかー?」
窓口スタッフ「フルです」
このみっつたち「えぇぇぇぇええええっっっっ!?」
...想定外でした
確かに、タンザン鉄道は人気で売り切れることも良くあると聞いていましたが...
(もちろん、シーズンなどの兼ね合いもあるようです)
このみっつたち「月曜の朝イチに来てもダメだったかー...」
4日前の木曜日に、友達が窓口へ来ていたのですが
その時はまだ空きがあったんですけどね...
このみっつたち「じゃあ...明後日の火曜発の1等車は??」
窓口スタッフ「フルです」
このみっつたち「きゃひーーーーーん!!!!」
...万事休すです 笑
それでは、ちょっとタンザン鉄道についてご説明を
2016年10月現在、タンザン鉄道は毎週火曜と金曜に1本ずつ運行しています
そして、車両のクラスは1等〜3等まであるとのこと
1等は4人乗りのコンパートメント
2等は6人乗りのコンパートメント
3等は普通の車両(リクライニング不可の座席)
つまり、1等と2等はベンチシートタイプの座席で
横になることが出来て、且つ、個室ということですね
で、どうやら1等と2等は男女別のコンパートメントになるらしい!
でも1等の場合、4人いれば1室をコンパートメントできるので
男女一緒になることが可能なんですねー
さらに、詳細について...
【火曜発の車両】
旧型車両で各駅停車、電源コンセントなし
【金曜発の車両】
新型車両で急行、電源コンセントあり
実際に乗っていないので、調べた情報ではこんな感じでしょうかね...
もちろん、新型車両の方が料金も高いです
でも、所要時間に関しては各駅も急行も結果的にあまり大差はない...らしい...
故障やその他トラブルで電車が止まることがよくあるようなので
"急行だから早く到着する"とは、一概に言えないようですね
このみっつたち「えっと...じゃあ、来週の火曜と金曜は??」
窓口スタッフ「どちらも、まだ空きはあります」
一度、窓口を離れ作戦会議
いくら新型車両に乗りたかったとはいえ...
"来週の金曜までは待てません!!!!泣"
ってことで、せめて火曜だね...ってことになり
翌週の火曜発の1等コンパートメントを購入しました!
そう、つまりは4名分のチケットを買ったわけです
こういうことも可能なんですねー
購入時に名前の記入を求めれれましたが
3名しか書いていなくても、特に何も言われませんでした
ネット上にも、同じ手法で買った方がいらっしゃいましたし
こうするほかに手はなかったんですー
出発までに、1名だれか現れてくれて
一緒に行ってくれる人がいたらラッキーなんですけどね〜笑
ちなみに、今週の火・金曜の1等は撃沈でしたが
2等には、空きがありました
ですが、コンパートメント出来るかは聞いていませんでしたし
何れにしても、6名分となるとね...
その後、全員で旧型車両の良さを無理やり語ったことは言うまでもない
"やっぱり旧型に乗らないと、タンザン鉄道の良さは分からないよね!"
そんな感じのことを永遠と...
時に、励ましあうことも大事なのです 笑
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火曜発、旧型車両料金の一覧表(一枚目)です
む?2nd Classの右側にある欄"S/Seater"って何なんだろう??
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同じく一覧表(二枚目)です
-
そして一覧表(三枚目)です
最下部にある、"NKM"と書かれている駅が終点となる"ニューカピリムポシ"です
こちらに書かれている通り、1等のコンパートメント料金は
[ダルエスサラーム〜ニューカピリムポシ]
86,500TZS(約4,100円)× 4 = 346,000TZS(約16,400円)
2泊3日で、この値段は安いんじゃないんでしょうかね?
"車窓から景色や町並み、人々の暮らしを見ることができる"
みつる氏的には、これも一つのアクティビティだと考えていますからね
というか、東アフリカの旅でかなり楽しみにしていた行程の一つなんですよね!
高いと思うか、安いと思うかはあなた次第ってやつですね〜
-
この三枚が金曜発、新型車両料金の一覧表です
1等のコンパートメント料金は
[ダルエスサラーム〜ニューカピリムポシ]
104,000TZS(約4,950円)× 4 = 416,000TZS(約19,800円)なり〜
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ほい!それでは無事チケットも購入出来たので腹ごしらえですね!
何度か通ったこちらの屋台をご紹介しまーす
-
この辺りは幾つか屋台が並んでいるのですが
こんな感じの店構えで、色々なメニューがあるのですが目的は...
-
インドカレー!!!!
これがまた、いい感じのスパイスが効いて味も抜群で...超美味しいです!!
値段は10,000TZS(約475円)とちょっと予算オーバー...
"う〜ん、ちょっと高いな〜"なんて店の人と話していたら
オーナー的な風格の男「チキン抜きだったら、5,000TZSでいいよ!」
え!?チキンなしにしたら半額になるの??
するする!!チキンいらない!いらな〜い!!笑
裏メニューの登場です 笑
そして、チャイニーズ・グレイビーとインディアン・グレイビーのどちらかを選べたのですが
毎回インディアンで注文していました!
注文して出てくるとそのサイズにびっくり!笑
おっちゃんからアドバイスを受けて、3人で一皿だけ注文していて良かったー
...そう考えたら、10,000TZSでも3人で割ったら普通に安かったね!笑
プレーンナンはまたは、バターナンが2,000TZS(約100円)です
-
しかも、初回だけの特別サービスってことでおっちゃんが
チャーハンみたいな料理をタダで提供してくれましたー!!
ここのカレーは本当に美味しいので、ぜひ行ってみてください!!!!
-
...で、こちらは"グリーンカレー" 笑
この自称カレーは、先ほどの屋台の数軒先の店舗または屋台で食べられます!
実は、まだこのインドカレーに出会う前にこのお店に入っていたこのみっつたち
この辺りは"インド人街"ってことなので、どうしてもカレーが食べたかったんですねー
で、メニューにあった"グリーンカレー"や"チキンマサラ"に飛びついたわけです〜
そして出てきたグリーンカレーが、この料理だったんです 笑
このみさん「...たしかに、グリーンと言えばグリーンなんだけど 笑」
想像していた"グリーン"と違いました 笑
注目の味はというと...
このみさん「これ...麻婆豆腐っぽいね...笑」
そう、これはまさしく中華の味!!
これ実物はもっと緑色していたんですよ〜笑
というか...緑色すぎて食欲が湧かないという
いやー"色味"って大事です!!!!笑
だって、真っ青なライスとか食べたくないもんねー笑
味は普通に美味しかったんですけど...
ちなみに、チキンマサラはめちゃくちゃ美味しくて、頼んで正解でした!
-
お次は、宿"YWCA"の食堂をご紹介!
朝ごはん付きなので、毎朝ここでご飯をいただきます
ここは宿泊客以外も利用できるので
朝の時間は、出勤前に寄っているような感じの人が多いですね
-
ランチのメニューです
...ほとんど分かりません 笑
食券を窓口で買うのですが
そこにいるおばちゃんは英語が話せるのでメニューについて色々聞いてみましょう〜
-
左から、PILAU + KUKU と PILAU + DAGAA/BAMIA/KABEJI...
ちなみに、普通に美味しいですよ〜
鶏肉については、"どうせ..."といつもの良くある味を想像していましたが
かなり美味しかった!!笑
-
2,000TZS(約95円)のフルーツ盛り合わせ
ん?...キュウリ混じってますね 笑
-
これは、タンザニアの朝食で定番となっているバナナスープ!
ベースは牛肉のスープで、すり潰したバナナが入っています
食感はトロっとしていて、ポタージュのような感じです
味は甘くはなく、どちらかといえばしょっぱい系のスープですね〜
最初は警戒していましたが 笑
食べてみると、結構ハマる味!!
朝であれば、街中でも屋台のように作っているおばちゃんがいますし
YWCAにもありますので、是非一度お試しあれ〜
そうそう、タンザン鉄道を一週間後の火曜に控えたこのみっつたち
それまでの間どうしようかね〜ってなったのですが
ここから数時間で行ける離島、"Zanzibar"(ザンジバル)へ行くことになりました!
ダルエスサラームに来る方は、結構行っていることが多いんじゃないでしょうかね
で、翌日に行こうってなったので
事前にチケットを購入しに出かけてみました〜
地図アプリ"maps.me"を見て、フェリーマークが付いているポイントを目指しました
...えぇ、間違えましたよね 笑
そこは、フィッシュマーケットにも近いフェリー乗り場
何の疑いもなく、そこへたどり着きました
窓口のおばちゃんに聞いてみると...
おばちゃん「あなたたち、どこへ行きたいの?」
みつる氏「ザンジバル島です!」
おばちゃん「それならあっちよ!あっち〜」
その方面へ歩いてみる...
すると、一人の男に話しかけられる
男「どこへ向かっているんだい?」
みつる氏「ザンジバル島行きのフェリー乗り場!」
男「それなら、あの辺りに向かうといいよ〜」
みつる氏「ありがと〜」
男の言われた場所は、すぐそこだった
だがそこは...
"フ ィ ッ シ ュ マ ー ケ ッ ト 笑"
みつる氏「(...確かに、ザンジバル島行きのフェリー乗り場って言ったんだけどな 笑)」
そうですね、嘘をつかれたのかもしれませんね 笑
窓口のおばちゃんも"あっち〜"と指していた方向がアバウトすぎだったし...笑
よし!!ここは、信頼できる人に聞いてみよう!
そこで一人の男性に声をかけてみました
-
彼の名は、エリック
職業は警官です 笑
困った時は警官に助けを求めましょう〜
エリックはとても優しくて、韓国が好きなんだってさ!
仕事柄からか、テコンドーを習っているとのことで
教えてくれる人が皆んな韓国人だし、韓国への憧れを持っているようでした!
韓国にいつか行けるといいね〜
そんな話をしながら、15分ぐらいかけて目的のフェリー乗り場へやってきました!
-
場所はこちら!
皆さん間違えないように〜
あ、後ですね〜この道では客引きというか...
"フェリー紹介してやるよ〜男"が多発するのでご注意を 笑
この時はエリックがいたので、一人しか付いてこなかったのですが
(それでも一人付いてきたんですよね 笑、ちょっと変な感じの人が)
翌日、フェリー乗り場に向かう時
めちゃくちゃしつこく付いてくる輩が多かったので 笑
フェリー会社は2つあって
一つは、"Azam"(アザム)社で35ドルの所要時間は1.5h
もう一つは"Flying Horse"(フライング・ホース)社の20ドルで3h
で、エリックに連れられフライングホースの窓口に到着しました
元々この会社で行きたかったので、その旨はエリックに予め伝えていました
なぜか、窓口の中へ通されるこのみっつたちとエリック
(他のお客さんたちは、普通に外からチケットを買っています)
そして、スタッフの一人がエリックに2,000TZS手渡す
窓口の外では、付いてきていた変な男が何かをしきりに訴えていました
その後、このみっつたちはチケットを無事購入〜
(あ、パスポートの提示を求めれれましたがコピーで大丈夫でした!)
そしてエリックにもお礼を言ってお別れしました
恐らくなのですが...
客を窓口に連れて行くと、"会社側から"チップ的なものを貰えるんじゃないかと...
これまでは、変な輩に"道案内したから〜"、"紹介したから〜"と
直接チップを要求してくるパターンだったと思います
でも、きっとここでは会社側がお駄賃的な感じでチップをあげているんだと...
なんとなく、そんな感じがしました
で、もしかしたら"フライングホース社に限る"のかもしれません
実際のところ、フェリーの設備的にも所要時間的にも
ツーリストはアザム社を選ぶことが多いと思います
(普通にお金持っていますしね 笑)
だから、フライングホース社は売り上げのため
ツーリストを連れてきたら...みたいな〜笑
そうそう、フェリー代は地元民価格とツーリスト価格があるんです
...ね?どうでしょう?この推測 笑
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はーい!そして来ましたよ!!
このみさんの楽しみにしていた、"例のアレ"を探しに行きましょうかね〜
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そうです!カンガにキテンゲ!!
そして予測というか情報は大当たりでした...
"生 地 、 め ち ゃ く ち ゃ 安 い で す ! ! ! !"
上質なカンガが7,000TZS(約330円)!
モシの街では、10,000TZSでしたからね...
若干のプリントミスだったり、質がちょっと良くないカンガは5,000TZS(約240円)!
キテンゲは8,000TZS(約380円)!!
というような感じで、ここダルエスサラームでは計7枚もの生地を購入 笑
このみさんは本当にご満悦の様子でした〜
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何軒かまわると、大体の相場が分かってくるかと思いますので
それを基準にディスカウントなど交渉をしてみましょう!
ちなみに、最大で10,000TZSって言われたのを
半額の5,000TZSまで下げてもらいました 笑
(最初は観光客価格で言ってくる所もありますからね〜)
そして、少し前にアップしたマップ画像のとおり"Uhuru Street"に
生地のお店がいーっぱい並んでいます!
路上でお店を出している人もたくさんいますが
ほとんどのお店に顔を出して、生地を物色していたこのみっつなのでした 笑
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もしかしたら...
タンザニア...いや、アフリカ内で一番安く買えるんじゃないんでしょうか!?
カンガやキテンゲなどのアフリカ生地が大好きな方、必見ですよ〜!!
そんな感じで、ダルエスサラームで数日間過ごしたこのみっつたち
夜は場所によっては街灯がなく、真っ暗の道を少し歩くこともありました
(屋台が夜しか出ないので、この時間の外出はやむを得ず...)
そんな時はちょっとドキドキしていましたが
昼間は治安が悪いようには感じられませんでした
(もちろん、いつもの最低限の注意は怠っておりませんが)
タクシーの運転手さんも暇そうにボーっとしていて
悪いことをしそうには...いやいや!油断は禁物!!笑
そんな感じでのんびりと、居心地良く過ごせたんですよね〜
個人的には、なんとなくケニアのナイロビの方が危ない感じがしましたね
っということで〜
次は、ザンジバル島を楽しむぞー!!
田舎みたいだし、のんびり出来たらいいな〜
まだまだタンザニアを楽しみますよ〜!!
ECONO LODGE
Libya St, Dar es Salaam, Tanzania
[ファン]シングル/28,000TZS、ダブル/38,000TZS、トリプル/48,000TZS
[クーラー]シングル/35,000TZS、ダブル/45,000TZS、トリプル/55,000TZS
フリーWi-Fi、室内シャワー/トイレ、朝食付き、キッチンなし、トイレットペーパーあり、蚊帳あり
バスターミナル、フェリーなど各方面へのアクセス良好
Wi-Fiは1Fの共有ロビーでのみ使用可
オススメ度 ★★★★☆
YWCA
Ghana St, Dar es Salaam, Tanzania
シングル/25,000TZS、ダブル/30,000TZS、トリプル/50,000TZS
Wi-Fiなし、室内シャワー/トイレ(トリプルのみ)、朝食付き、食堂あり、キッチンなし
トイレットペーパーあり、蚊帳あり
Wi-Fi使用するには、隣のホテル"Ramada"か
徒歩3分の"Holiday Inn"に併設されているカフェを利用していました
オススメ度 ★★★☆☆
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みなさん良いダルエスサラームライフを♡
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