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ボツワナからナミビアへの超ハードな国境越え【Botswana】
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Nov. 8, 2016
ボツワナからナミビアへの超ハードな国境越え
早めに起床をして、7:00AMにオカバンゴリバーロッジの出口に立った
"この日は長い一日になる"
このみっつはこの時点でそう確信していました
今日のミッションは、
"ボツワナからナミビアへの国境越え"
まずはこのみっつの考えていたプランをご紹介
【予定のルート】
1.ロッジからマウンバスターミナルまで、乗り合いバンかヒッチで向かう
(一人3.5プラ/0.5h)
↓
2.マウンバスターミナルから国境の"Mamuno"(マムノ)まで直行バスで向かう
(一人110プラ/9:00AM発/5h? ※国境で降ろしてくれます)
↓
3.両国のイミグレにて出入国手続きを行い、歩いて国境越えをする
↓
4.国境から"Windhoek"(ウィントフック)の宿までヒッチで向かう
友達から情報を聞いていて、こんなルートを想像していたんですね
予定では、8:00PMにウィントフックの宿に到着
だけどね
"そ う 上 手 く は い き ま せ ん よ ね ! 泣"
【実際のルート】
[7:00AM]
1.ロッジからマウンバスターミナルまで、乗り合いバンで向かう
(一人3.5プラ + 荷物代3プラ/0.5h)
↓
[8:00AM]
2.マウンバスターミナルから"Ghanzi"(ハンツィ)まで乗り合いバンで向かう
(一人60プラ)
↓
[11:00AM]
3.ハンツィのターミナルに到着し、"Charles Hill"(チャールズ・ヒル)行きに乗り換える
(乗客集めのためか1hバンは動きませんでした)
↓
[12:00AM]
4.ターミナルからチャールズヒルまで乗り合いバンで向かう
(一人45.5プラ)
↓
[2:30PM]
5.チャールズヒルの大通りで降ろされる
(ガソリンスタンドもあり、この場所がヒッチに相応しいとのこと)
↓
[3:00PM]
6.ガソリンスタンドから国境の"Mamuno"(マムノ)までタクシーをシェアして向かう
(一人5プラ ※車で5分程度の距離です)
↓
[4:00PM]
7.両国のイミグレにて出入国手続きを行い、歩いて国境越えナミビアへ
↓
[4:15PM]
8.ナミビア側のイミグレを出て、少し歩いたとろにあるフードストアへ徒歩で向かう
↓
[4:45PM]
9.フードストアから"Gobabis"(ゴバビス)まで有料ヒッチで向かう
(一人75プラ)
↓
[5:45PM]
10.ゴバビスに到着し、"Windhoek"(ウィントフック)行きに乗り換える
↓
[6:30PM]
11.ゴバビスからウィントフックの宿まで有料ヒッチで向かう
(一人120プラ ※乗客が4人集まるまで待機していました)
↓
[9:30PM]
12.ウィントフックの宿に到着
"も う お 風 呂 に 浸 か り た い 気 分 で す 笑"
まさかこんな行程になるとは...
それはね、到着が夜になることぐらい想定はしていましたよ...
でも...
"内 容 が 盛 り だ く さ ん す ぎ で す! ! ! 笑"
では、もう少し詳しく、順を追って振り返ってみたいと思います
(思い出すだけで疲れてきちゃいました...笑)
オカバンゴリバーロッジを出てすぐ、一台の乗り合いバンが止まる
通常なら、一人3.5プラ(約35円)で行けるはずでしたが...
集金係「そのバックパック2つも含めて、全部で10プラだね」
もう、荷物代の3プラ(約30円)ぐらいなら払います!
早めにバスターミナル行きたかったですし
そして7:30AM、時間に余裕を持ってマウンバスターミナルに到着しました〜
みつる氏「すみません!国境の"Mamuno"(マムノ)直行バスに乗りたいんですけど」
集金係「それなら...そのレーンで待つといいよ!出発は9:00AMだね」
やはり、9:00AM発というのは合っているようでした
一先ずバックパックを降ろして、ぼーっと待っていました
しばらくして...
みつる氏「このみさん!ちょっとあのバスに聞いてくるね!!」
いまいち、マムノへ直行で行くバスがどこに到着するか分からなかったので
近くに到着していた、別の方面へ行く長距離バスの元へ向かった
スタッフA「マムノ行き?それなら一番端のレーンで、9:00AM発だよ」
みつる氏「(え...待つ場所、正反対じゃん)」
スタッフは、スーパーがある方面のレーンを指差した
みつる氏はお礼を言って去ろうとしました
その時...
スタッフA「ちょいと2分だけお待ち!あんたー?ねぇあんたー!?」
(スタッフは男性です)
スタッフB「...なんだって?マムノ行きかい??」
スタッフBは、マムノ行きのバスについて何か知っているようだった
そしてこう告げられた
スタッフB「今日は1:00PM発の一本しかないよ」
"なぁーーーーにぃーーーーーーーー!?"
もともと、一日一本の直行バスということは知っていたけど
なぜか1:00PM発...その理由を聞いてみると
スタッフB「アクシデントがあって、今週は全て1:00PM発なんだ」
"ア ク シ デ ン ト っ て な ん な の さ ! 泣"
スタッフB「先週までは...そして来週になったら再び9:00AM発さ」
"も う そ れ 以 上 な に も 言 わ な い で ! ! 泣"
肩を落とし、このみさんの元へ戻るみつる氏
家族会議の結果...1:00PM発のバスを待つという結論に至りました
ここからマムノまでは5hぐらい?かかるようなので
その時間帯に国境に着いて、そこから有料ヒッチが出来るのかどうか...
この日中に目的のウィントフックの宿に着けるのかどうか...
ただただ不安が募るばかり
すると、遠くから一人の男が近づいてきた
スタッフB「マムノに行きたいんだよね?こんな行き方もあるんだけど...」
先ほどのスタッフが、どうやら他の仲間たちに相談してくれていたらしい
そして男は、その打開策を提案しにやってきたのだった
そう、このみっつは、
"なるべく早い時間帯にマムノに着きたいんです"
スタッフB「君たちは、まず△$♪×¥●&%#まで乗り合いシャトルで行き...」
このみっつ「え?なに?」
スタッフB「△$♪×¥●&%#だ」
このみっつ「はいーっ????笑」
男はどうやら、街の名前を言っているようだったが
その発音が全く聞き取れず、永遠にこのやり取りが続いた 笑
スタッフB「ハンツィ!!」
このみっつ「は...?は...ハンツィね!笑」
スタッフB「そうだ、そしてその街でマムノ行きのシャトルに乗り換えるんだ」
このみっつ「なるほど...」
直通のバスに乗ることを想定していたため
乗り継いで行くことに、若干の躊躇いを隠せないこのみっつ
だがしかし...1:00PMのバスを待つよりは...
(というか、1:00PM発の説が本当かどうか定かではありませんが 笑)
このみっつ「ちなみに、一人110プラで行けるの??」
そう、このみっつは現金"250プラ"(約2,490円)しか持っていないのです
直行バスが一人110プラ(約1,110円)と聞いていて、良い感じに現金を使い切っていたんです
そしてスタッフBは徐に計算をし始め、このみっつにこう伝えた
スタッフB「ここからハンツィまでが一人60プラ(約590円)」
このみっつ「うんうん」
スタッフB「そしてハンツィからマムノまでが一人45プラ(約445円)だね」
このみっつ「ほう...」
合計してみると、210プラだった
現金はもちろん足りますし、直行バスで行くより10プラ安かった
このみっつ「...じゃあ、それで行く!!その乗り合いシャトルは何時に出るの?」
スタッフB「たった今さ!あのシャトルだよ!!さぁ急いで!!」
乗り合いシャトルに押し込められる
街中で乗っていたバンよりは大きい車体なので
バックパックの荷物を置くスペースが若干あります
乗り込むと、車内には一人のツーリストがいました
なんだかちょっとホッとしましたね
11:00AM、
"Ghanzi"(ハンツィ)
という街にやってきた
8:00AMに出発したので、3hかかりましたね
毎度のことなのですが、時速は120kmをキープ
その分早く着いてくれるのはありがたいのですが、外からの風が熱風すぎて 笑
もちろんクーラーなんて付けてくれるわけありませんよね 泣
持っていたミネラルウォーターやジュースがあっという間になくなっていきます
ハンツィで止まった場所は、ここのバスターミナル
集金係「さぁ着いたよ!マウン行きのシャトルバスは隣に停まっているから乗り換えてね」
このみっつ「はーい!ありがとう〜」
シャトルバスを降り、乗り換えようとして隣の車に近づいた
ドライバー「君たち、どこに行きたいんだい?」
このみっつ「マムノです」
ドライバー「なに?マムノ??そこまでは行かないなー」
このみっつ「え!?うそでしょ??」
ドライバー「本当だ、"Charles Hill"(チャールズ・ヒル)という街までしか行かない」
最初に聞いていた話と違う
だが、行かないものは行かない...
ドライバーは、チャールズヒルという街で降りたあとに、ヒッチでマムノを目指せと言ってきました
ちなみに、チャールズヒルまでは一人45.5プラ(約460円)とのことだった
ドライバー「チャールズヒルから、マムノまではたった8kmさ」
このみっつ「あのー、というか...もう残りが39プラ(約390円)しかないんですけど...」
ドライバー「大丈夫さ!一人3プラ(約30円)ぐらいで行けるって!」
このみっつ「(...本当かな?)」
お金に関しては、なんとか足りそうだった
結局そのチャールズヒル行きのシャトルバスに乗車し
ムワッと暑い空気が立ち込める中、車内で1hも待機しました...
このみさん「...もう暑くて疲れたよー」
そうなるのも無理はありません
この時期のボツワナ、半端じゃないぐらい暑いんです...
集金係(真ん中)も乗客もぐったり 笑
そしてこのみっつは、一番後ろの4席の真ん中に座りました
みつる氏の左に、ツーリストのドイツ人が
そしてこのみさんの右には、地元の男の子が乗っていました
みつる氏は、徐にノートを取り出しこう書いた
- We are from Japan
そして、このみさんの隣にいる男の子に見せたのだった
実は、彼とは乗り換える前の最初のシャトルバスから一緒だったのです
そしてみつる氏は気が付いていました
彼が、聴覚障害者だということを
そのあとは、お互いの自己紹介などのやり取りをしました
- Are you student?
そう書くと、彼からのメッセージはこうだった
- Look for money to school
彼は、学校に通うためのお金を探しているとのことだった
そして幼き頃に両親を亡くしていることを教えてくれました
その後は、みつる氏はギターを弾くことが趣味だと伝えると
彼はダンスが好きだと教えてくれた
そして、冗談で"ムーンウォーク"が出来るか聞いてみると
彼は笑顔で頭を縦に振った
みつる氏のノートは、メモ帳程度の小さいものでした
それはたった2ページ分の交流でしたが、忘れられない大切な時間となりました
そして時刻は0:00PM、一行はチャールズヒルに向けて出発しました
旅に出て筆談をしたのは初めてでした
生まれた国が違っても、肌の色が違っても、そしてハンディを抱えていたって
コミュニケーションはとれるものなのです
2:30PM、シャトルバスは止まり集金係がこちらを見てサインした
集金係「ここで降りてヒッチをするといいよ」
シャトルバスは、チャールズヒルに着いていた
しかし、この後バスは中心地に向かってしまうため、マムノへ行くならここで降りるのがベストだった
降りてみると、そこは大通りとガソリンスタンドに面したところでした
ポツン...立ち尽くす、このみっつとドイツ人と男の子の4人
男「"Gobabis"(ゴバビス)まで行くけど乗っていくかい?」
ガソリンスタンドにいた男に声をかけられる
もちろん有料なのですが、幸先の良いスタートでした
ゴバビスは、ナミビアにある街
つまりはマムノを通過し、イミグレ処理をし、だいぶ先まで行けるということだったんです
みつる氏「(...でも、ゴバビスはウィントフックまで、まだ200kmもあるんだよな...)」
そう、このみっつはダイレクトでウィントフックまで行きたかったんです
ゴバビスという街も初めて聞きましたし、下調べもしていないような状況
何れにせよ
"今 日 の う ち に 、ぜ ー ん ぶ 片 付 け た い ! ! ! !"
もう、この時点でかなりの疲労を隠せないこのみっつ...
ってことで、
"ゴバビス行きはないね!"
ってことになり男のお誘いをお断りしました
5分ほどヒッチを試みましが、そもそも通る車が全然いない...
すると、ドイツ人の男の子が良い仕事をしてくれました〜
その辺にいたおっちゃんに声をかけて、タクシーを呼んでくれる手配をしてもらっていたのだった
ドイツ人の考えとしては、4人もいるからタクシーをシェアしても安く行けるんじゃないかと
このみっつも現金がそこまで無いので
"一人5プラ(約50円)"だったら乗る!ってことで、ドイツ人の彼とは事前に話をつけていたんです
数分でタクシーが到着
そして5分程度で、ついに...やっと...国境の"マムノ"へ到着!!
タクシーの男「はい、一人20プラね」
全員「え!!??」
出ましたこのパターン 笑
ドイツ人の彼が、タクシーを手配をしてもらう時にしっかりと伝えたはずだったのに
このみっつは、実際に払えるお金を持っていたのですが
なんせ...
"悔しい!笑"
このみさん「私たち、二人で10プラしか持っていないから」
そう言い放ち、持っていたこまか〜い小銭の10プラを、一枚一枚男の手のひらに置いた 笑
タクシーの男「...」
男は無言で渋々受け取った
そしてドイツ人の彼も5プラのみ払った 笑
"ぼ っ た く り タ ク シ ー 男 、撃 退 ! ! 笑"
この直線が本当に長かった...泣
ここはボツワナのイミグレを終え、ナミビア側へ歩いて国境を越えている時だった
...数分前のこと
ボツワナのイミグレを出て歩き始めた時、ゲートにいたスタッフたちに止められた
しっかりと出国スタンプが押されているかどうかの、パスポートチェックだった
"こ の み さ ん の 出 国 ス タ ン プ 、ど こ に も 見 当 た り ま せ ん よ ね"
あっぶなーい!笑
(まぁ、場合によっては全然大丈夫なんでしょうけど)
みつる氏はスタンプを押したおばちゃんのところへ走って戻りました
おばちゃん「...ニコッ」
可愛い笑顔なので許してあげましょう!笑
そして地元の男の子とは、ここボツワナのイミグレでお別れしました
4:00PM、ついにナミビア入国です!!
そして、本来はナミビアのイミグレで有料ヒッチを捕まえる予定だった
"は い 、全 然 人 い ま せ ん よ ね 笑"
タイミングが悪かったのでしょうか...
想像では選びたい放題だったんですけど...笑
だがしかし!ナミビア側のイミグレを終えると、ドイツ人の彼がまた仕事をしてくれたんです!!
タイミング良く、四駆から降りてきたツーリスト風のご夫婦に速攻アプローチをし
乗せてもらえないかと交渉してくれたんです!!
ご夫婦「あぁ、いいとも!だが...私たちはゴバビスまでしか行かないよ」
このみっつ「(...またゴバビスか〜)」
どうしてみんなゴバビスに行くのさ!!笑
いやー...ウィントフックは正直遠いですからね〜
ドイツ人の彼は、一旦ゴバビスまで行き
そこで再び有料ヒッチを捕まえ、ウィントフックへ向かうとのことだった
このみっつは悩んだ
ゴバビスで上手く捕まえられなかったら、一体何時にウィントフックへ着くのか...
考えた結果、このみっつはここマムノに残り、ウィントフック行きを待つことにしたのだった
そして、ドイツ人の彼とはお互いの成功を祈りお別れしたのだった
このみっつは、国境から徒歩15分程度のガスステーションに向かっていた
これも本当に長かった...
"ウィントフック行きを捕まえられれば..."
そのまま宿に送ってもらう予定なので、後は車に乗り込むだけなんです!
ゴールまではもうすぐ!!頑張れこのみっつ!!!!
このみさんを励ましつつ、目的の場所へ着いた
ここへ来た理由は、ATMからナミビアのお金"ナミビアドル"を下ろすためだった
ここからの有料ヒッチで、ナミビアドルが必要ですからね...
だが...
2台あったATMの画面には"Error"的な文字が表示されていた
そう、ATMの中にお金が入っていない状態だったのです
ガクッと肩を落とすこのみっつ
...これは仕方ありませんね
ヒッチで街に到着したら、ATMに寄ってもらいお金を下ろしましょう!
すると、目の前の大きな通りを横切る見覚えのある車
先ほどのドイツ人の彼を乗せたツーリスト風夫婦の四駆だった
みつる氏は大きく手を振り、そして彼らもそれに応えてくれた
すると一台の車が止まった
おっちゃん「やぁ!君たちはどこへ行きたいんだい??」
このみっつ「ウィントフックです」
おっちゃん「...ウィントフックか〜、ゴバビスまでなら行くんだけどなぁ」
"出ました!ゴバビス!!笑"
そしておっちゃんはこう続けた
"この国境から、ダイレクトでウィントフックへ行く人は中々いない"
"ゴバビスまで進めば、そこからはウィントフック行きがすぐ見つかる"
このみっつも、おっちゃんの言うことには半ば納得をしていた
みつる氏「ゴバビスまでいくら??」
おっちゃん「一人80ナミビアドル(約805円)だよ」
みつる氏「うーん...二人で150ナミビアドル(約1,510円)にして!」
おっちゃん「よし!いいだろう!!さぁ行こうか」
おっちゃんはあっさりディスカウントしてくれた
このみっつは、ここマムノからウィントフックまでの相場を
一人200ナミビアドル(約2,015円)と聞いていたのだった
このみっつ「(...一人75なら、次のウィントフック分も足りそうだよね)」
ってことで、車に乗り込むと...
"な に 、こ の 涼 し さ ! ! ! !"
い...一体、いつ以来になるのだろうか...
クーラーの効いた乗り物に乗るのは...笑
みつる氏「(...ん?あれ??なんでイミグレ方面へ戻るんだ??)」
おっちゃんは、ガソリンを入れると言って
イミグレ寄りにあるもう一つのガスステーションへ車を走らせたのだった
(このみっつのいた場所はガスステーションの跡地?営業はしていませんでした)
ガソリンを入れ、車はイミグレへ
えっ????
おっちゃんはスピードをかなり落とし
周りをキョロキョロしながらイミグレの駐車場を徘徊した
そう、おっちゃんは他の乗客を探していたのだった
分かる...分かりますよ...
最大あと2人は乗るもんね...人が増えれば収入も増えるもんね...
このみっつ「あの...おっちゃん」
"も う 、急 い で ーーーー! ! ! !"
珍しくこのみさんも爆発 笑
ウィントフックにダイレクトなら良いんですよ?
でも、ゴバビスで乗り換えだし...ヒッチもすぐ捕まるのかどうか...
おっちゃんには申し訳ないけど、急いで車を出してもらった
おっちゃんもゴメンゴメンと言ってくれた
5:45PM、ゴバビスに到着した
涼しい車内と余裕のある座席で、ちょっとだけ体力が回復しました
ATMに寄ってもらい、約束のお金を支払った
このみさん「ねーおっちゃん!この後はヒッチし易い場所まで連れて行ってね!!」
おっちゃん「あぁ!もちろんそのつもりさ〜」
このマップの通りに着くと
おっちゃんは、端に停まっている車の中を覗き込み始めた
そして、ドライバーらしき男たちに何やら話しかけていた
おっちゃん「ダメだな〜フルだねー」
そう、ここはウィントフック行きの相乗りタクシー乗り場だった
おっちゃんは、次のウィントフック行きの車まで探してくれていたのだった
もう料金に納得できれば、有料ヒッチでも相乗りタクシーでも何でもいいです 泣
というか、多分おっちゃんはたまたまいた一般人ではなく、相乗りタクシーのドライバー
そしてやっと見つかった
ドライバーからは
"一人150ナミビアドル"
と言われましたが
"120ナミビアドル"
に交渉して乗ることに
"や...やっと、ウィントフック行き確保しましたーーーー!!"
だがしかし、中々出発しないタクシー
案の定、もう一人の乗客を探しているようだった
このみさん「もう何時でも待つよ〜だってもうそのまま宿に送ってもらえるし!」
このみさんもホッと一安心
二人の間にやっと落ち着いた時間がやってまいりました
6:30PM、4人目が乗車してすぐに出発となりました
出発して早々、反対車線に停まっていた車から手をふる人の姿を確認できた
それに気づいたドライバーは、スピードを落としUターンをした
どうやら、何かしらの車のトラブルがあったようだ
そしてドライバーは外に降りて、トランクから一つの工具を男に渡した
ドライバーと男は、どうやら知り合いのようだった
アフリカではこういった故障などのトラブルがあった場合
JAFなどのロードサービスは呼ばず、人の力で解決することが多いそうなんです
それは本当だったようですね
途中に、休憩?もありました
みつる氏の左に座っていたナミビア人の彼が、お店の中から戻ってきました
彼の手には1.5リットルのコーラが...
そして車は再び動き出した
みつる氏「(...ゴクリ、美味しそうだな)」
だがその後、みつる氏は驚愕の光景を目の当たりにすることに
"プシュッ"
一瞬だったが、コーラの香りがする
"ゴソゴソ..."
彼は膝に乗せていたリュックから何かを取り出した
"トクトクトクトクっ..."
みつる氏「(...えっ!?)」
彼はマイグラスにコーラを注いでいた
"動いているタクシーの中でそんなことをしている人、見たことありません!笑"
まるでリムジンさながらの光景
彼は上流階級育ちなのでしょうか?笑
その気品溢れる行いは、ウィントフックに着くまで何度も行われました 笑
ドライバー「...それで、行きたい宿の場所はどの辺りかな?」
車は、すでにウィントフックの街に入っていた
そして地図アプリのmaps.meをスマホに表示させ、ドライバーに見せたのだった
このみさん「このフラッグのマークが付いているところが宿の場所ね!」
maps.meにはナビゲーション機能も付いているので
現在地から目的地までのルートが分かりやすく表示されているのだった
ドライバー「...」
ドライバーはじっとその画面を見つめた
そしてスマホを片手に、何度も確認しながらゆっくりと車を走らせた
みつる氏「(...そうそう、そのT字路を右だ!)」
みつる氏は、ドライバーの持つスマホを見ながらそう思っていた
画面には、分かりやすくハッキリと右へ曲がる線が描かれていた
"豪 快 に 左 に 曲 が り ま し た よ ね 笑"
間違いありません
ドライバーは、こういう上空から...というか平面の地図が得意ではないんです...きっと
これまでも、別の国で地図を見せても
"見方が分からない"
という地元の方に何人も会いました
もちろんタクシーにはナビが付いているわけもなく
場所は、立体というか実際の目で見た情報のみで記憶しているんでしょうね
その情報と平面に起こした地図とで、紐付けをすることが出来ないんだと思います
そかからは、口頭で指示をし、無事に宿へ到着したのでした
9:30PM...ついに...ついに...ゴーーーール!!!!
7:00AMに、ボツワナを出発したので"13.5h"の旅でした 泣
このみっつ...良く頑張りました!!
さてさて、素敵なキャンプサイトを巡ったボツワナでの日々
移動も大変だったけど、やっぱり今となっては良い思い出〜
ボツワナ編...これにて終了でございます!!
ありがとうボツワナー!!
はい!ってことで、ここナミビアでは一体何をするのでしょうかね〜!?
お次はナミビア編でお会いしましょう!
みなさん良いボツワナライフを♡
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