LOOK FEEL FREEDOM 〜自由に世界一周〜
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- May. 19, 2018
- アンナプルナトレッキング in ネパール!Day7〜壮大な絶景と地獄の帰り道〜
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絶景を目の前にし、言葉では言い表せられない...今まで感じたことのない感情が込み上げてきた
お互い黙り込んだまま目の前に映る光景をただただ見つめた
ここまで夫婦二人で無事辿り着けたことを
そしてこんなにも素晴らしい景色を見せてくれたことに感謝したい
ありがとう、アンナプルナ
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少し時間が経ち、自分たちの置かれている状況を少しずつ理解し始めました
このみさん「ねぇ、これ本当にすごくない?」
みつる氏「うん、ヤバイね...」
このみっつはアンナプルナトレッキングの最終目的地である"ABC"(アンナプルナベースキャンプ)にいた
昨日の到着時はこの周辺が雲に覆われていたため、絶景はおあずけ状態だったのです
でも、それで良かった
やっぱり楽しみは最後の最後まで取っておかなくちゃね!!
ということで、おはようございます
ショートケーキのイチゴは最後に食べる派のみつる氏です
昨夜の満点の星空に教えてもらいましたが今日はやっぱり最高のコンディションだった!
5:00AMに起き、宿を飛びだして絶景ビューポイントまでやってきました
このみっつ以外に数組のトレッカーがいましたが
割と広いビューポイントなのでプライベートビーチならぬプライベートヒマラヤなのです 笑
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アンナプルナトレッキング七日目の朝は最高の状態で幕が上がった
このみっつは、これを見るためにここまで頑張って登ってきたんです!
スタートした"Nayaoul"(ナヤプル)の村は標高1,070m、そしてここABCは4,130m
なんと、約3,000mも登ってきたんですね〜
いやーこのみっつ本当に頑張りました...
感無量という言葉はこういう時に使うんですね!
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そして神々しいオレンジの光がアンナプルナを照らす
それは贅沢すぎる時間だった
視界に収まりきらない神秘的な景色を余すことなく堪能し
一秒ごとに変化するその姿を、生きている自然を、肌で感じることが出来ました
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みつる氏Ver.
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このみさんVer.
そしてぐるっと辺りを見回してみる
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そう、ここのビューポイントはアンナプルナ山脈に囲まれているんです
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引きで撮るとより迫力が伝わってきます
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このみさん、寒そう 笑
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寄ってみたらめちゃくちゃカッコ良かった!!
悔しいけどイケメンすぎます 笑
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そして待ち望んだサンライズの瞬間がやってくる
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指で作った輪の中にスッポリ入る太陽
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めっちゃくちゃ綺麗っ!!
この"青"と"白"が最高ですね〜!!!!
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トレッキングシューズにも労いの言葉をかける
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朝の時間帯は山の表情のバリエーションが豊富なんですよね
このみっつは1h程度しかいませんでしたが、まだまだこの場に残っていたい気分でした
ちなみに一つ下の"MBC"(マチャプチャレベースキャンプ)から登ってきたトレッカーたちも集まり、時間が経つにつれてビューポイントには徐々に人が増えていきましたが
写真撮影が終わると皆さん早々に戻っていきました 笑
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このみっつはまだまだアンナプルナと遊びます!
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タルチョが写り込むだけで、より一層ネパール感が増しますね!
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黒い毛で覆われた謎のモジャモジャと記念撮影
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ワンです 笑
撮影側の思いが通じたのか舌をペロっと出して自分がワンであることをアピールしてきました 笑
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ワン「言っとくけど...俺、寒くなんかないぜ?」
俺を撮れと言わんばかりのワンがいたので撮影させていただきました
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風になびいてくれていたらベストだったんだけどなぁ 笑
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壮大な絶景を、最高のコンディションで見ることができて大満足のこのみっつ
ちなみにこういう時の天気運は今までの旅中も常にパーフェクトなんですよね
南米のパイネトレッキングもそうだったし
スペイン巡礼の時なんかは毎日歩いた約50日間、一度も雨が降らなかったからね!!
だから感謝なんですよ
今日のこのみっつは本当に幸せ者です!!
そして宿に戻り朝食を済ませる
みつる氏「(...あれ、これオレオじゃなかったんだ!)」
このみさん「モグモグ...ん?どうしたの??」
OREO(オレオ)だと思って食べていたクッキーが、SHERO(シーロ?)だった
みつる氏はどうでもいい事を思いながら熱々のミルクティーをすすった
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外へ出るとヘリコプターからVIPネパール人が降り立った
おじいちゃんとおばあちゃんだったんだけど観光で来たのかな?
そう、お金を出せばヘリコプターでこのABCまで来ることができるんです
ツアーっていうか...こういうの何て言うんだろうね?
(やっぱりツアーって言うのかな?笑)
みつる氏「あのさ、一瞬で標高が高い所に来ちゃったら高山病って大丈夫なのかな??」
このみさん「え?さっさと降りればいいんじゃない?」
今日もこのみさんの切り返しが絶好調だ
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先ほどの凛々しいワンが今度は温泉に浸かっているかのような表情をしてくれた
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ってことでABCを出発しますよーっ!!
そしてこのみっつは、いつになく真剣な表情を浮かべていた
その理由は今日のルートにあった
それではご覧いただきましょう、本日七日目のアンナプルナトレッキングのルートを
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- Day7
ABC(Annapurna Base Camp) to Chhomrong
"一体何が起こったぁーーーー!!!!笑"
その時間約7.5h、距離にして21km...
いくら下りだからって...ねぇ?笑
だが、それには明確な理由があったのだ
それは...
"チョムロンのあのダルバートが食べたい 笑"
大好きな宿の、大好きなダルバートが一刻も早く食べたいのだ
村を刻んで降りている場合じゃねぇ!!ってことですね 笑
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それにこのみっつは数日前からアドレナリンが絶賛放出中なんです!!
そう簡単にこの勢いは止まりませんっ!!
アンナプルナさん...お世話になりました
ガタッ
みつる氏「僕たちっ!!」
このみさん「私たちはぁ〜」
"卒業しまぁす!!!!"
こんな寸劇をやりたかったんだけど、このみさんは絶対に付き合ってくれないんだよね
故にその思いの丈をこのブログで綴ってるいわけでございます 笑
皆さん、いつもお付き合いいただきありがとうございます
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こんな大自然にまたいつか会いたいな
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その時も、もちろん二人でね
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そしてこのみっつは24h前に歩いた道を逆方向に進んだ
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下りはやっぱり楽だな〜
フゥーーーーッ!!今日のこのみっつは勢いが止まらないぜっ!!
MBCをあっという間に通り過ぎたかと思うと、次の村"Deulari"(デウラリ)へ
このみっつは足を止めることなく今度は"Himalaya"(ヒマラヤ)に到着する
ヒマラヤの村で水1リットルの補給を行う
そしてあの隙間だらけののぞき部屋で一晩明かした夜を懐かしむ 笑
水を一口飲み、再び歩き始める
ちなみに今日のこのみっつはポーターさん並みのスピード 笑
そんな時、近くを歩いていたポーターさんが声をかけてきた
ポーター「今日はどこまで向かうんだい?」
このみさん「チョムロンまで!」
ポーター「チョムロンまでならそんなに急がなくても大丈夫だよ〜」
このみさん「分かってます!笑、でも今日もまた午後から雨が降るでしょー」
そう言い放ち、このみっつはポーターさんの軍団から離れた
そう、急がなければならないのです
間違いなく今日も午後から天気が崩れて雨が降ってくるんですっ!!
雨だけは避けたい...
そんな思いからか、このみっつのスピードはさらに加速する 笑
"Dovan"(ドバン)、そして"Bamboo"(バンブー)と、村を通り過ぎるたびに楽しかった思い出が蘇る
だが、次の場所だけは違った
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"こ こ だ け は 戻 り た く な か っ た 笑"
楽しくも何ともない、忌々しい階段の連続...
あれはちょうど二日前のチョムロンからヒマラヤを目指す時だった
みつる氏は下る途中で後ろを振り返り、その長い階段に対して恐怖を覚えていた
再会するなら一年後に...というわけにもいかず 笑
必死の形相で階段の頂上を目指すこのみっつ
負けず嫌いなみつる氏は、颯爽と降りてくるトレッカーたちに対し
全員に笑顔で『ナマステ〜』と言った(本当は無視したいぐらい辛かった 笑)
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そして何とか登りきった...
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"なんということでしょう〜笑"
再び目の前に立ちはだかる階段...
そう、この日のルートはまさに"地獄"
この後もキツい登りが現れ、このみっつは何度もくじけそうになりました 笑
現時点で今日がアンナプルナトレッキングの中で最も過酷な日でしたね...
そう、いくら村を刻んで降りようとも、いずれはこの階段や登りを突破しなければいけないのです!!
改めましてこんにちは
夏休みの宿題は序盤の内に終わらせたいタイプのみつる氏です
(ちなみにこのみさんはラスト三日で追い込むタイプ)
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そして...ついに...チェックポストまで戻ってきたーーーーっ!!
ということは、このみっつはチョムロンに帰ってきたんだね 泣
この日ばかりは本当に疲れました...
結果、約7hのトレッキングだったんだけど標高が一気2,000mほど下がりました 笑
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そして吸い寄せられるように、一軒の宿へ
"Chhomrong Mountain View Lodge & Restaurant"
この宿以外の選択肢はありませんっ!!
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そして宿のオーナーである小太りのニコニコしたおっちゃんに再会する
オーナー「同じ部屋が空いてるよ〜」
このみっつ「やった〜!ルームナンバー1の部屋だーーーー!!」
どの部屋も同じなんだけど、やっぱり一度泊まった部屋に思い入れがあるよね!
...いや、ヒマラヤの村だったら、あののぞき部屋にはもう泊まりたくないな 笑
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そして至福の瞬間が訪れる
このみさん「いっただきまーす!!モグモグ...お、美味しい〜」
みつる氏「やっぱりこの味だよね〜!」
このみさん「でもさ、美味しいんだけどこの前と何か違うよね?」
みつる氏「うん...実は同じこと思ってた」
そう、確かに美味しかったんだけど前回の衝撃を受けたダルバートと何かが違ったんです
これはあくまでこのみっつの推測になるんだけど...
"今日のダルバートはオーナーのおっちゃんが作った 笑"
そう、夕食の時間になりこのみっつはダルバートを注文したんだけど
料理が出てくるまで結構時間がかかったんだよね
ダルバートの注文を受けてから作り始めていた感じだった
何せ今日も宿泊客はこのみっつを含めて二組だったからね!笑
そして決定的な証拠
大好きなガラス張りのダイニングルームから外を眺めていたんだけど...
"オーナーの奥さん、ずっと外にいる 笑"
前回はたまたまキッチンを覗いた瞬間があって、その時は確かに奥さんが調理をしていたんだよね...
真相は闇の中だが、もしチョムロンのこの宿に行く機会があれば是非奥さんのダルバートを食べて欲しい 笑
オーナーのダルバートも、もちろん美味しいんだよ〜
でも奥さんのダルバートがさらに上を行く美味しさだったんだよね!!
ダルバートってその日によって使われている具材が微妙に変わることがあるし、それによって味付けも変わってくるんだよね
インドのとあるレストランでは、毎日同じメニューを毎日同じおっちゃんが作っていたんだけど
毎日微妙に味が違ったからね 笑(まぁ、これはインドの話だけど)
そんなわけで、アンナプルナの美しい絶景を見て幸せな気分になった後に
今度は地獄を経験するという何とも思い出深い七日目を過ごしたこのみっつなのでした
外は次第に曇り始め、やがてチョムロンの村に大粒の雨が降り始める
- Day7
ABC to Chhomrong
標高:4,130m → 2,170m(-1,960m)
時間 / 距離:6h45m / 21km
[1日の流れ]
5:15 ビューポイントで絶景鑑賞
7:45 ABC出発
8:30 MBC通過
9:30 デウラリ通過
10:20 ヒマラヤ通過
11:10 ドバン通過
11:45 バンブー通過
12:50 シヌワで休憩
13:10 再出発
14:30 チョムロン到着
[宿泊施設]
Chhomrong Mountain View Lodge & Restaurant(宿G)
トリプル、トイレ・シャワー共有、部屋にコンセントなし
宿泊料金:200ルピー(通常は450ルピー)
※夕食を注文するという条件付き
オススメ度 ★★★★★
[出費]
宿F 朝食ミルクティー:120ルピー
水1リットル:120ルピー
ミルクティー:100ルピー
宿G 宿泊料金:200ルピー
宿G 昼食ヌードルスープ:200ルピー
宿G 昼食ミルクティーx2:160ルピー
宿G 夕食ダルバートx2:960ルピー
宿G 夕食ミルクティー:80ルピー
宿G 水1リットル:100ルピー
合計:2,040ルピー(約2,070円)
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みなさん良いアンナプルナトレッキングを♡
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